あの人、上司から嫌われている見たいだからと言って流される人たち

会社

あの人、上司から嫌われているから俺も私も同じような対応をしようという輩がいます。自分は上司に嫌われたくないから、素直に言うことに従う人たちです。この人たちはこの人たちで厄介で、会社から見ればマイナス要因の何物でもないのです。今日はこのテーマで話したいと思います。

上司や発言力のある人が、「あの人は嫌いだ!」「あの人の仕事のやり方は好きじゃない。」と言う発言を聞いて、自分自身で確認もせず上司や発言力のある人と同じような態度を取る輩がいます。「あの人」の仕事ぶりや行動・発言がいい加減であれば、陰口を言われても仕方ない部分もありますが、真面目に働いているにも関わらず、単純に「自分たちの価値観で好き嫌い」を判断しているのに、それに右に倣えしている人は、ある意味、上司や発言力のある人以上に卑怯な人たちなのです。

実は、会社って表立って公にはなっていませんが、このような人たちが、ある意味いじめのような態度や行為をしています。それが結構、横行していてそれに悩んでいる人が多いのです。

ターゲットにされた本人(あの人)は溜まったもんじゃありません。真面目に仕事しているのに「何で?私が!」と思うのです。

普通、仕事は仕事だからと給料を貰っている以上、しっかり責任をもって仕事をするのが当たり前なのですが、どうもその場の雰囲気に流され、あの人の仕事だからと半ばいい加減に仕事をするのです。プロ意識の欠片もないのです。

当然、仕事は「やっつけ仕事」となり、中途半端な仕事となります。関係者、お客様からしたら、もうこの会社に発注するのは辞めようとなるのです。ターゲットの(あの人)方は大変です。関係各署やお客様への調整をしていい加減な仕事の火消しをしなければなりません。

僕も転職組として生意気な態度に見えたのか分かりませんが、いじめのような扱いで、当時、営業として注文を受けて社内でやってもらった仕事はみないい加減で、ほとほと困った記憶があります。どうやって打開していったかと言うと、ある程度、僕は営業として自由度があったので、注文を受けた仕事は極力社内には振らず、協力会社に仕事を依頼して難局を乗り越えていきました。その時の試練が自分自身にとっては、後で考えてみると凄くいい勉強になっていました。製品知識、モノ作りの際の必要な知識などが習得できて、お客様から注文を受ける際には、きめ細かな仕様内容の調整をスムーズに取り仕切ることが出来るようになりました。逆に色々と勉強したおかげでお客様にも積極的な提案営業をすることが出来たのも良かったと思っています。そうやって、ひとつひとつ仕事を積み重ねていくうちに、お客様との関係性もいい信頼関係が構築出来るようになりました。そうなると、ある程度、仕事が(注文)読めるようになります。どうしても社内で仕事をさせなくてはならない時は、事前にピンポイントで仕事内容を絞り込み早めに仕事をさせてダメ出しがあっても、修正出来る期間を確保することで、仕事全体をコントロールすることが出来ました。その頃には、社内いじめのような態度も気にする事が無くなりました。ただ、ここまで来るのに約3年の月日がかかりました

ただ、それまでの間は、凄く悩みました。入社、早々でしたが、会社を辞めようとも考えました。又、上司にも相談しようと考えましたが、自分の説明が上手く伝わるか自信がなかったのと、転職してまもない自分の言い分にどこまで真剣に耳を傾けてくれるか?疑問でした。

僕と同じように、そう言った状況から抜け出せない人が沢山いると思います。そのような境遇の中で、一人こんな方がいたのでご紹介したいと思います。その方も、社内いじめのような被害にあわれていました。どうやってそれを跳ねのけって行ったかと言うとこうでした。

・与えられた仕事をしっかりやる。

・追加や押し付けられた仕事も嫌な顔せずしっかりやる。

これを地道に繰り返していました。本人は口にしませんが、色んな思いがあったと想像できますが、本人は我慢してやっていたんだと思います。すると月日が経つうちに周りの見方が変わっていき、いじめのような事が消えていきました。

さて、僕の話に戻します。続きがあります。僕はそのような苦しい時期を乗り越えはしましたが、結果的に会社を辞めました。

理由は、会社に魅力を無くしていったからです。自分で仕事がコントロール出来るようになるにつれて、少しずつ気持ちにも余裕が生まれ、会社全体を落ち着いて見れるようになりました。すると、僕が受けていた社内いじめのような扱いが無くても、会社自身のクオリティーが低く、当然ながらクレーム・やり直しが多発していました。そんな状況でも会社としての危機感は感じられず、逆に自分の場合は外部協力者の方々と仕事をやっていたので、自分の会社に対する批判や厳しい評価をじかに聞かされていました。勿論、会社に対しては営業会議など事ある時に発言し、危険信号を発信していましたが、真剣に受け止めてくれる事無く、時間が過ぎていきました。結局、社内いじめのような事があろうがなかろうが、元々、仕事に対する意識が会社全体として低すぎたのです。競合他社との技術力も離されるばかりで、注文が取れている案件は技術力ではなく、営業が繋いでいた人間関係のみでした。このままでいいのか?何度も自問自答し、会社の役員クラスにも何回も進言させてもらいましたが、やはり転職組と言う外様的な感覚がプロパー社員にはあるのか?本当に真剣に聞いてくれる人がいなかったのです。転職組として入社させてもらいお客様とのいい関係も構築出来ていましたので、退職と言う判断は本当に迷いましたが、自分の感じた思いを素直に実行しました。本当につくづく思ったのは、日頃から上司の顔色をうかがう輩や上司・発言力のある人が社内の事ばかりに、かまけていて、世の中の動向や他社の動向を気にしていないと、浦島太郎になって気が付いた時には泥船で、取り戻すのが難しい所まで来ていて、もうどうすることも出来なくなるんだなぁと思いました。でも当の本人たちは悲しいかな?泥船なのかも感じられていないのです。

今日のテーマを書きながら、もし、今、会社に残っていたらと思うと、僕一人ではどうすることも出来ないだろうな。と考えています。会社が良くなるも悪くなるも日々、みんな一人一人の努力の結果だと思うからです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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