会社の看板を上手く使う人と使えない人

会社

会社の看板と言うのは「一日にして成らず」創業から始まって一歩一歩苦難を乗り越えてお客様も含めその会社に関わって来た人たちの汗と涙と喜びと友情の結果の証だと考えています。その看板を上手く使う人、使えない人についてお話したいと思います。

会社の看板を連想すると

会社の看板と言うとテレビCMが流れていて誰でも知っているような会社、東証一部上場会社を連想しがちです。

あ~○○会社の方ですか、もう会社の名前を聞いただけで、イメージとして1歩も2歩もビジネスにおいて優位に立てる存在です。

しかしながら、中小零細企業でも地元に根付いて確固たる信頼を何十年も維持しながら健全に商売をされている会社も多くあるのです。決して全国区ではないかもしれませんが、しっかりと勇気と強い意志を持って発展させている存在なのです。

会社の看板を上手く使う人

おそらく今も昔もそうなんですけど、会社よりも自分を丁寧に売り込んでいる人たちです。凄くこれは面倒くさい事かもしれません。なぜかと言うと、自分を売り込むのは自分の人間性を知ってもらう事だからです。1回2回会っただけでは、こいつはどんな奴なんだ!って理解してくれる人なんかいません。何度も何度も仕事などを通じて知ってもらう事が必要で、そうする事で、「あ~こいつはこんな奴なんだ!」と思って貰えて初めて次のステップに進めるからです。

「何!こんな時代に言ってるんだよ!」と思うかも知れませんが、人間関係ってそもそも面倒くさいのです。

そうやって自分を知ってもらい信頼を勝ち得た時に初めて、会社の看板を上手く織り交ぜながら、相手(お客様)に安心感を与えるツールとして看板を使う事が出来る人の事を言うのです。

会社の看板を上手く使えない人

看板を上手く使える人の真逆で、仕事に「丁寧さ」がない人たちなんです。どういう事かと言うと、早く結果を求めてしまう人たちなんです。「内の会社に任せて頂ければ大丈夫です。なんせ内は業界○○ですから!」と言うか言わないかは別にして、無意識にそう思っている人たちなんです。極端に言えば会社の看板にどっぷり寄りかかっている事なんです。ですから、お客様に対する態度も知らず知らずに横柄になりがちなのです。本人は丁寧な言葉遣いを心掛けているつもりかもしれませんが、相手からすると嫌味に聞こえている事も多々あるのです。そもそも結果を出せない人たちが陥り易い無意識の行動なのです。この会社で働いているという誇りが変な形で出てしまっているので、年齢に関係なく、その個人の内なる考え方で決まってしまうのです。

どうでしょうか?僕から見る会社の看板を上手く使う人と使えない人の特徴を書いて見ましたが、大事な事は、会社の看板を使えると言うのは、これは本当にありがたい事なんです。会社の看板=始めから信用・信頼を得ているアドバンテージがあるからなんです。あとは本人次第で何とでもなるからです。

相手(お客様)だって人間です。100人いれば100通りの性格・考え・モノの捉え方があるのです。その事を考えながら、臨機応変に対応していくしかないのです。言うなれば柔軟性が必要なんです。年齢は関係ありません。

年齢を重ねると凝り固まったプライドと考えが邪魔して・・・なんて言う人もいますが、常に向上心と好奇心を持って仕事に取り組んでいれば何歳になっても柔軟に対応できるはずなのです。

ただ怖いのは、相対的に見て会社の看板を上手く使えない人の割合が多い会社は、はっきり言って将来的にヤバイ会社だと思うのです。今まで貯金してきた信用・信頼を吐き出してしまっているからです。変な話ですが、貯金するよりも貯金を使い出したら加速度的に早いからです。=会社の危機に繋がると言う事です。

「はっ!」と気づいた方はもう一度、自分の仕事のやり方を見直して欲しいです。

気付いた時点からでも遅くはありません。取り戻せます。但し、自分の時代に結果は出ないかもしれませんが、後世には確実に繋がるはずだからです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。今日も一日良い日でありますように。

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