いつの頃からだろう?人の成長と会社の業績向上を一色淡に考えて、どちらも乱暴と言うか雑と言うか結果を直ぐに求めてしまうような流れになってしまったのは・・・・・そんなんで、誰も幸せにならないのに。今日は「早く結果を求めすぎてしまう会社」をテーマに書いていきます。
会社に取って「社員」は本当に財産だと思います。ただ僕も含めて人はそれぞれ個性や性格などで、直ぐに会社に順応して活躍できる人、慎重型で尚且つひとつひとつ理解しながら少しずつ会社に馴染んできてから活躍する人、本当に恥ずかしがりやで会社に馴染むのも凄く時間はかかるけど何とか一人前に仕事が出来るようになる人、その他、色んな人がいると思います。それが会社の個性だと思うのです。
それがどうでしょう?今や直ぐに結果をだせ!と会社からの圧力で、売上、売上、数字、数字を何とかしなければとなり、管理職がこぞって、社員に結果を求める。実績を出す社員は褒められ。実績を出せない社員は捨てられる。それで会社も社員も「幸せ」になったか?全然なっていない。
当然、会社は利益を生まなければ「給料」や「ボーナス」を支払うことが出来ないのは分かっていますが、何となく殺伐してしまって、金の切れ目が縁の切れ目のようになってしまったのではないのでしょうか?お金では買えない失ったものも大きかったと思うのです。
早く結果を求めすぎて失われたもの。
・気持ちの余裕
・遊び心
・思いやり
・今度はこんな仕事にチャレンジしたい(向上心)
・こんなツールを使ったらもっと良くなるじゃない(好奇心)
逆に早く結果を求めすぎた事で生まれたもの。
・自分さえ良ければいいと言う気持ち
・人を切る事に何も感じなくなった
・他人と比較すること
・猜疑心
近年、日本では俗に言うGAFAのような企業が生まれないと言われますが、このような事が起因しているように思うのです。
*GAFA=世界最大と言われる企業の頭文字を並べたもの
・Apple
・Amazon
多分、長い目で見れば「早く結果を求めすぎてしまう会社」は、魅力がどんどんなくなり体力がどんどん減ってくるのです。
何故?
社員がどんどん会社を辞めていくからです。辞めていく社員の代わりに新しい社員を補充しても同じなのです。又、直ぐ辞めて行くからです。
僕はいろんな会社を見てきましたが、わぁー!この会社ヤバイ!なっていう所は間違いなく「早く結果を求めすぎてしまう会社」なのです。
じゃどうすればいいの?
僕はこう考えます。
・一時的に、給料とボーナスが下がったとしても無理のない売上目標を立てる
・管理職ではない社員にもある程度、裁量を持たせて自由度をあげる
・会社上層部、管理職はある程度、目をつぶって我慢する
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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