上司!(仕事が任せられる人、任せられない人(タイプ編))

会社

今日は、僕が出会った上司で、仕事が任せられる人、任せられない人の違いについて書いて見たいと思います。任せられない人は仕事が出来ない?と言うことではないんです。

仕事が任せられる人

・仕事のポイントを押さえた上で、良く周囲を観察している。

・仕事を任すことで、自分は違うテーマの仕事にチャレンジしたいと考えている。

・事業規模をもっと大きくしたい。

・少々の失敗は目を瞑っても人財を育てたい。

・任せた以上は口を挟まない。ある程度、自由にやらせている。

仕事が任せられない人

・仕事に対する思いが同じではないといけない。

・いちいち仕事に口を挟む。勝手に仕事を進めると怒る。

・毎日、報告がないとイライラする。

・事業規模をもっと大きくしたい。

・人財を育てたい。

仕事が任せられる人も任せられない人も仕事に対する考え方ややり方は違いますが、「事業規模をもっと大きくしたい。」「人財を育てたい。」と言う気持ちは同じなんです。ただ進む道が違うのです。

仕事が任せられる人の気質は、大雑把に見えて繊細なんです。だから口は挟みませんが、良く人を観察しています。自由にやらせる事で、「考えさせる」ことを重視しています。任された本人は当初、自由にやらせてくれるので、のびのび出来て「楽」と思いがちですが、どんどん仕事に深く入っていくと色んな壁にぶつかります。それがいい経験となり、「責任感」と「使命感」が芽生えると任せている人たちは考えているのです。だからトラブルが発生した場合は当人を責めるよりも、どうやってリカバリーするかを一緒になって考えてくれるのです。

仕事が任せられない人の気質は、一見、面倒見がよく見えていますが、実際は面倒見が良くないのです。何故なら、普段から仕事に口を挟むのである意味、自分の考えどおり仕事が進んでいると思い込んでいるのです。自分が細かく指示することで、自分の仕事に対する思いや仕事の進め方を「真似て欲しいし」「理解して欲しい」「認めて欲しい」と考えているのです。そして毎日の報告を重視するのです。自己満足の部分が強いのですが、それでも一人前に育って欲しいと考えているのです。もし、トラブルが発生した場合は自分の指示が間違っていたというよりも指示した事を忠実に実行しなかった事をあれこれ理由を立てて責めるのです。

どうでしょうか?どの部下に仕事をやってもらうかによって当然ながら仕事の進み方も違ってきます。指示される事を望む部下もいれば、自由にやらせて欲しいと言う部下もいるのです。

任すかいちいち指示を出してやらせるかは、本来、相手を見て考える必要があると思うのですが、任せられる人、任せられない人は、それぞれ本人の性格もあるので、中々、変えることは難しいのです。

近年、人手不足が深刻になる中で、この仕事のやり方・進め方のマッチ、アンマッチも離職に繋がっているのです。

部下として使える人たちの心構えとしては、人間関係にマニュアルもなければ正解も不正解もないと言うことを自覚する。そして自分自身が何歳になっても素直で色んな事に興味をもつことで、人間性を磨いて、どんな人が上司でも上手くやれる柔軟性を身に付けることが必要だと思います。裏を返せば訓練だと思って下さい。お客様や仕事関係者にはもっと苦手で嫌で馴染めない方がいると思うので、練習です。。。。。

さて、ここで番外編です。会社の成長や部下の成長を考えている人たちは、任せるタイプ、任せられないタイプと違いはあっても思いは同じなので、良い方向に進んでいると言えるのですが、今の時代、自分さえ良ければいいと言う考えが最優先である人たちがいます。任せる人にも任せられない人の中にも、このような人たちは何かトラブルがあれば他人の責任、上手くいけば自分の功績にするのです。

もし、このような人たちに巡り会ってしまったら、出来る限り距離を置いてかかわらないようにして下さい。避けては通れないような場合は、正直、転職を視野にいれてもいいと考えています。何故なら、このような人たちは、何度も注意したり意見を言ったりしても自分も見つめ直すことはしないからです。自分が正しいと思い込んでいるので、本当に残念ですが・・・・・

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました