部下の育て方

会社

今日は部下の育て方について書いて見たいと思います。

人財育成と言うのは本当に難しく、大げさではなく、育成される立場から見れば、その後の将来にも非常に大きな影響をもたらすことになると思っています。

近年は総務・人事部が主導となって人財育成のカリュキュラムを組んでいる会社も多いと思いますが、僕が見てきてやっぱり、配属先での実践教育が一番重要だなって感じています。

僕が今までに経験してきた現場での育成に大切なポイントを挙げながら説明していきたいと思います。

育成ポイント:1

(1)あいさつ

「えっ!出来て当たり前だよ!」と思う方がいるかもしれませんが、僕がサラリーマン時代に見てきて、挨拶が出来ない人が本当に多いのです。

これは、年を重ねるごとに、この「あいさつ」の大切さが分かっている人と分かっていない人の「差」が分かります。

例えば、朝、出勤してきて、爽やかに「おはよう!おはようございます!」と明るく入ってくる人が何人いるでしょうか?

取り敢えず「おはよう」と暗く言う人や、「むすっ」と何も言わずに出勤する人も多いのではないでしょうか?

そんな人に限って、社内はともかくお客様や関係先には、ちゃんと本人は「あいさつ」が出来てると思い込んでいる人が多いのです。

人間って言う生き物は、結構不器用だと僕は思っています。普段、出来てない人が急にお客様や関係先で出来るとはならないんです。見ていて分かります。

「声が小さかったり」「相手の目を見てはっきり言わない」「元気がない」「どこか太々しい」と相手から見れば感じ悪いな~。と捉えられてしまうのです。

自分で自分の首を絞めているようなもんで、結果的には「損」をしているのです。

爽やかな「あいさつ」が出来れば、当然、相手にとって悪い気はしません。むしろ好感は得られるし、いい印象を与えます。良い事しかありません。

だから「あいさつ」は本当に大事なのです。口酸っぱくして「大事さ」を語ってもいいくらいだと思っています。

育成ポイント:2

(2)考えさせる

今の時代、分からない事などがあれば、上司、先輩に聞かなくても大抵の場合、ネット検索すれば回答に近いものが出てきたりします。

ましてや、会社側としても品質の向上と平準化の為に会社の規則をマニュアル化している事も多いはずです。決して悪い事ではありませんが、実際の現場では、日々、何が起こるか分かりません。

場合によっては、その場で判断を迫られるような事もあり得るかもしれません。

そんな時、マニュアルにない!ネット検索しても出てこない!上司に電話しても繋がらない!となった時、どうしたらいいか、おどおどして固まってしまう。

結果的に本人に取っても心に深いキズを負ってしまうケースもあるんです。

「仕事に自信をなくしたり」「仕事が楽しくなくなったり」「僕は。私は。 この仕事向いてないんじゃないか?」などと些細な事と思われるかもしれませんが、考え込んでしまう。

こうならないように、普段から仕事を教えていく流れの中で「こうなったら、君ならどうする?」などと質問をしながら本人に考えさせる癖を付けさす事が本当に大切で、又、考えさせた回答に対する答えを臨場感たっぷりに解説してあげる事で凄く本人のためになるのです。

どうでしょうか。僕が考える部下を育成するポイント2点を挙げてみました。

僕もそうですが、人にはそれぞれ性格と言うものがあります。

通り一辺倒に教えればいいと言うことではないのです。

本人の資質や成長度合いを見ながら育成していく事が大事だと思ってます。会社側からすれば早く独り立ちして戦力となって欲しいとなりますが、ここを疎かにすると結局、会社側としてもマイナスになるんです。育成する側の負担は大きいと思いますが、少しでも参考になればと思い書いて見ました。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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