僕がサラリーマン時代に営業視点から見て「この人、本当に仕事出来るな」って人がいました。仕事が出来る人にはいくつかの共通点があります。
今日は次の2点に絞ってお伝えしたいと思います。
仕事が出来る人の特徴
1.常に問題意識(危機意識)を持っている人。
2.分け隔てなく人の話に耳を傾ける。
1.常に問題意識(危機意識)を持っている人。
仕事が出来る人の特徴のひとつとして、常に問題意識(危機意識)を持って仕事に取り組んでいる人です。
「いやーそんなの当たり前だよ。みんな問題意識をもって働いているよ!」とおしゃる方がいるかもしれませんが、僕が見てきて本当に問題意識(危機意識)を持って仕事に取り組んでいる人は中々いませんでした。
普段、仕事を淡々とこなしているように見えて、この問題意識(危機意識)をもっている人と言うのは、日々の仕事に対して時間の許す限り丁寧に仕事しているのです。
日々の仕事の積み重ねが大切な事を凄く理解しているのです。その仕事の積み重ねが次の仕事へ繋がることを分かっているのです。
えっ!どういう事!と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、こう言うことです。
丁寧な仕事をやる人には、お客様や社内の人たちから、知らず知らずに安心感と信頼感を得ているのです。
丁寧な仕事?かみ砕いて言えば、目配り気配りが出来る人です。その仕事の状況をポイント、ポイントで自ら確認したり、お客様に対しては納期までの間、進捗状況などを報告しているんです。
お客様の立場から見れば「安心」です。ですから次の仕事もこの営業マンにお願いしようとなるのです。
別の見方をすれば、お客様の中で困った事案などがあるとお客様たちの中で、○○会社の●●さんに相談してみたらと言ってくれるのです。
まさに「お客がお客を呼ぶ」です。
当然、仕事が出来る人は、そう言うチャンスは逃しません。少々、難問でも、うれしそうに、引き受けていくのです。
危機が迫ってからバタバタ動いても、遅いと言う事も理解しているのです。
昔も今も、一日一日が大事、一日一生、今日出来る事は必ずやる、など数多くのいい言葉がありますが、まさに、言葉どおり実践しているんです。
2.分け隔てなく人の話に耳を傾ける。
なんだかこの人近寄りがたいな~。っていう人いませんか?
実は、仕事が出来る人の特徴のふたつめとして、分け隔てなく話を聞ける人なんです。
見ていると本当にわかります。
相手の立場とか関係なく、新人でもアシスタントの方でも、分からない事で質問されたら、どんなに忙しくても手を止めて分かり易く教えたり、時には自ら雑談も交えて話しかけたりして、場の雰囲気を和らげてくれるんです。
人って自分の話を聞いてくれる人って何か親近感を感じたり、それだけで「あーこの人いい人だな」って思ったりしませんか、本当にその通りで、そういう人の所には社内の情報が自然に入ってくるんです。(時には会社に対する愚痴をこぼされたりもしますが。。)
仕事の出来る人は、その情報から現在の会社の状況を把握しているんです。身体で例えるなら健康診断をしている感覚かもしれません。
「今度、あの仕事が取れそうだけど、社内では今、仕事が詰まってるから、協力会社さんにお願いしよう!その為に事前に打ち合わせを兼ねて調整をしておこう」
と言ったことをさりげなくやっているんです。外から見れば、簡単に仕事をしているように思えるのですが、実はそうではないのです。
いかがでしたか?今日は2点に絞って仕事の出来る人の特徴を挙げてみました。
ここで、もうひとつだけ、この仕事が出来る人と言うのは実は年齢や会社の在籍年数とかは関係ないと言う事です。
20代、30代の人たちでも出来ている人はいると言うことなんです。又、40代、50代のベテラン社員など管理職になっている方でも、決して上から目線にならず謙虚さをもって昔と変わらず取り組んでいる方を見ていると本当に凄いな~。って思います。
良ければ参考にして下さい。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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