ちょっとした気遣い

対人

ちょっとした気遣い! えっ何?と思うかもしれませんが、今日はこのテーマでいきたいと思います。

実は、この「ちょっとした気遣い」が出来るか否かで、仕事が(できる)(できない)に直結してくるのです。

**ちょっとした気遣い**

みなさんが良く行くコンビニエンスストアで買い物する場面を想像して下さい。

◎お会計が終わって買った品物を店員さんに袋に詰めてもらっている時に、店員さんから「今、手に持っている荷物も一緒に袋にいれましょうか?」と一言、声を掛けてくれる。

◎お買い物が終わって店員さんが、相手の目をちゃんと見て「ありがとうございます」と言ってくれる。

電車に乗っている場面を想像して下さい。

◎携帯がポケットから落ちていたらさり気なく。拾ったり声を掛けてくれる。

◎足が不自由な方や、気分が悪そうにしている人を見かけたら、静かに声を掛けて席を譲ってくれる。

◎大きな荷物を抱えているのにも関わらず人に迷惑を掛けないようになるべく、邪魔にならない所に荷物を寄せながら乗っている。

外食をしている場面を想像して下さい。

◎楽しい会話をしている場面では、会話が途切れた時に、次の料理を運んでも宜しいですか?と、さらっと聞いてくる店員さん。

◎追加で注文した飲み物やお料理を運んでくれた時に、空いているコップやお皿を片付けてくれる。

◎飲み物がそろそろ無くなりそうな時にさりげなく、追加のお飲み物はどうですか?と聞いてくれる。

職場で働いている場面を想像して下さい。

◎コピーを取りたいと思っている時、私もコピーするからついでに取ってあげるとさらっと言ってくれる。

◎手が空いているから、何でも手伝うよと言ってくれる。

◎ちょっと休憩したい時にすっーと、コーヒなんかをデスクにおいて「ついでだから」と置いてくれる。

と当たり前だと思っていても、何て言うか、やってもらうと、凄く気分がいいのです。何故か元気も出てきたりして本当に幸せな気分になります。

仕事も同じだと思うのです。

・もしかしたらお客様はこんな参考資料も欲しいかもしれないから準備して提出しよう。

・もしかしたら、実際、生産している場面でどんな感じなのか見たいかもしれない。そうしたらお客様に許可をもらって当社の製品を生産ラインに組み込んだデモンストレーションをさせてもらおう。

・もしかしたら、他社との比較表が欲しいかもしれない。そうしたら脚色せず、本音の資料を作って提出してあげよう。

と言うように、当たり前じゃん!と思っても中々行動が出来ないのも事実です。直ぐには注文に結び付かなくても、でも!「ちょっとした気遣い」が、お客様はうれしいのです。結構、このような行動って、人って覚えているものなんです。

そうすると、こんな事が起きます。お客様から。。。

・あなたの会社で対応出来るか分からないけど、○○の案件があるけど、やってみない。

・今度、△△の計画があるから宜しく。

と色々と「声」を掛けてくれるようになるんです。

「ちょっとした気遣い」だけど、相手も気分を良くしてくれて自分もさらに気分が良くなる。勿論、ちょっとした気遣いでも相手に取ったら「当たり前」とドライに捉える人もいますが、大半の人は「気分良く感じてくれるのです」

「ちょっとした気遣いが出来る人」は普段から生活の中で自然に身に付けているのです。ゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱に入れるとか、テーブルが汚れていたら綺麗に拭くとか、そこには見返りを期待する気持ちはありません。ただ、こうしたら気持ちいいとか気分が良くなるとか、幸せになるとか、そんな「感覚」で自然に行動にでているのです。

どうでしょうか?私には。僕には。ちょっと難しいと感じる方もいると思いますが、先ずは身の回りの事から始めて見てください。こうしたら「気持ちいい」ってことをその一歩が知らず知らずに意識してなくても自然な行動として現れてくると思います。「ちょっとした気遣い」はその延長線上ですから・・・・・・・

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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