昔のやり方にこだわり過ぎる会社

会社

会社に入ると「本当に!」「えっ!」とつい思う事があります。あまりにも昔のやり方にこだわり過ぎていて、それを新しく入った人たちにも強要するからです。100歩譲って今の時代にもマッチしている事であればいいのですが、誰がどう見ても「おかしい」と思う事も多々あるのです。今日は、何で昔のやり方にこだわり過ぎるのか?この事に焦点を当ててみたいと思います。

・営業のやり方について

1件1件お客様の所に回って営業してこい!

これはこれで分かりますが、もう少し情報を収集してもいいのでは?過去に取引実績があったのか?過去に引き合いをもらって見積を出したことがあるのか?競合会社はどこなのか?

ずーっと同じ担当がしている訳ではないので、その都度、担当が変わる度にリセットしていたら効率も悪く営業経費が嵩むばかりです。

もう少し、情報の履歴をデータに纏めておき有意義に使えないのか?と思ってしまいますが。。。。。。

内の会社は昔からこのやり方でやってきたんだ!

そりゃ分かるけど!もう少し考えてもいいんじゃないと言いたくなる。今からでも遅くないから。

・社内の事務処理について

このA書類とこのB書類を揃えて提出して下さい。じゃないと社内を動かせません。「えっ」こんなに書類出すの?もっと簡素化できないの?と思ってしまいますが。。。。。。

内の会社は昔からこのやり方なんです。そりゃ分かるけど!もう少し簡素化すれば人の配置も含めて、他に違う仕事ができるじゃないと言いたくなる。

・部署を分けずに色んな仕事をさせようとする

事業内容ごとに部署を分けるよりも何でも出来る人間を育てた方が会社に取ってはいいから一つの部署で何でもやらせるんだ!

でもそれじゃ、専門でやっている会社に勝てないのでは?スペシャルな人が育たないのでは?新たな開発や新製品を出すのが難しいのでは?と思ってしまいますが。。。。。。

内の会社は昔からこのやり方でやってきたんだ!何か文句あるか!

そりゃ分かるけど!それじゃどんどん競争相手に離されていくじゃないと言いたくなる。

どうでしょうか?こんな思いやモヤモヤを抱えながら仕事をしている人たちが多いのではと思います。このような会社に限って、何か急に感じたのか?このままではヤバイと思った時に、新しい手続きの方法や組織の変更を導入する際、大金をつぎ込んで一気にやろうとするのです。そして必ず失敗するのです。

普段から少しずつ改善していれば何ら問題なくスムーズに移行出来るのに「何で?」と思うのですが、その理由は「昔はこれでよかったんだ。」「そこまで人がいなかったんだ。」とだいたい同じ理由が目立ちます。要するに変えたくないんです。それは「楽」だからです。だから新しい人たちに指摘されると極端に嫌な顔をするのです。これが、社内鎖国状態なのです。

昔のいい所は踏襲して、今からでも変えるのは遅くないと思って少しずつ改善してもらいたいものです。そうやって会社は脱皮して風通しの良い会社になるのです。僕はこのような会社を見てきて本当に強く思う事なんです。

みなさんの周りでもこのような昔のやり方に固執している部分があって「変」と思ったら是非、積極的に見直して欲しいものです。その時、あまり生産性にこだわる事はしないで欲しいです。何故?生産性にこだわり過ぎると、今までの良かった部分まで、往々にして消されてしまい。結果的に中途半端で非効率なものが生まれてしまうからです。

これ僕の経験からなんです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました