人手不足なのに!

会社

人手不足が人手不足を呼ぶ!今日は人手不足について考えて見たいと思います。

どんな事情で人手不足になった事はさておき、人手不足の会社を覗くと、今いる現状の人たちで何とか仕事をやっています。みんな一生懸命働いているのは分かります。ただ、人手不足で肉体的・精神的にも疲れているのか?不平不満がその職場には渦巻いているのです。

そんな中に、新しい派遣さん、パートさん、社員さんが入るとどうなるのでしょうか?

・指示が的確ではない。

・知らず知らずに不平不満を新しいスタッフにぶつけてしまう。

逆に

新しく入った派遣、パート、社員の人たちの捉え方は

・この職場大丈夫?と不安なっている。

・的確な指示がないので、人手不足にも関わらず何をしていのか分からず手持無沙汰になってしまっている

・職場で働いている人たちの対応や指示がいいかげんなので不快な気分になってしまっている。

結局、新しく入って来た人に対して「雑」に扱ってしまっているのです。当の本人たちにそのつもりはなくてもなんです。

そうなると、新しく入った人たちは、不安や不快で次の日から来ない人も出てくるのです。元々いる従業員はと言うと「せっかく教えてあげたのに」とか「あの人ちょっと変だったからしょうがない」と反省するどころか、新しく来た人たちの事を批判するのです。そのような会社に限って、又、新しい人を募集すればいいと考えてるのです。裏を返せば募集すれば人が集まると思っているのです。

本当に人は集まるのでしょうか?

実は、中々、人は集まらないのです。当然ながら働きたい希望があれば一度は現場に来て面接や職場を見たりします。その時点で、ちょっとこの会社は????となってお断りされているケースもあるのです。又、そのような会社に限って年中、求人を出している為、この会社は大丈夫なんだろうか?と疑問に思っている人も少なくないのです。

そうなると人を集める為に最後の手段に出ます。給与面を高くすることなんです。時給や給与を引き上げて人を集めようとします。ただ、問題も同時に起こります。今いる従業員との給与面の格差をどうするか?それとどうしても収益が圧迫されるので、4人を確保したいけど2人しか取れないなど、色んな制限が出来てしまうのです。

しかし、ここでモタモタしていると、今いる従業員が疲弊しすぎて、今度は辞めてしまうのです。ある意味これが恐ろしいのです。

人手不足が人手不足を呼ぶとはまさにこの流れで起きてくるのです。

じゃこれを打開するためにはどうしたらいいのか?

・まずはしっかりとした責任者(管理職)を立てること。

・責任者を立てた上で、改めて人を募集すること。人を募集する際には明確に仕事内容を明確にすること。言い換えれば仕事内容を限定させること。

この2つを実行するしか方法はないのです。まずは責任者をしっかり立てることで、今いる従業員があれもこれもやってきた仕事を一度整理しないと結局みんな自分の考えで動いているのでチームとしては統率が取れておらずバラバラになっているのです。この整理をして、補わなければならい部分に人を入れていくのです。最終的には他の仕事もして欲しいのですが、まずは仕事内容を限定することで、弱い部分を強化して全体のバランスを取って、職場の落ち着きを取り戻すことを優先にしないと、いつまでも負の状況が打開出来ないのです。

責任者を立てて仕事を整理し、人を募集して入ってもらうまでは何とか最短でやらなければならないミッションですが、これで職場の落ち着きを戻したら、今度は一転してじっくり組織作りをして、みんながやりがいのある職場に変えていかなくてはなりません。そのアクセルとブレーキの踏むタイミングが重要になってくるのです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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