この間までアノ人のことを褒めていたのに・・・

対人

職場にいると色んな人がいます。例えば、アノ人は本当に仕事一生懸命頑張っていて凄いと言っていたのに、アノ人が退職したり、移動や転勤をした途端に、態度が一変して、急にアノ人はダメな人だったとか、本当は仕事なんてあまり出来なかった人だったと言うのです。何でそうなるの???今日は、このような人のことを書いて見たいと思います。

人の評価はいい加減なんです。僕はつくづくそう思います。だからこそ、あまり人の評価を立場が変わっても他の人たちにベラベラしゃべることは慎むべきだと思っているのです。自分の中で、人の評価をすることは一向にかまいませんが、口に出す事は絶対にしない方が良いのです。自分に対する評価だって長い目で見ればコロコロ変わる可能性があるからなのです。

さて、冒頭で言ったように口に出して「アノ人は凄い!」と言っていた人が、アノ人が居なくなると、「アノ人はダメな人」と口に出して言っているのです。

このような人に、何がダメなの?と質問をすると具体的な理由よりも人から聞いた話を理由としている事が多いのです。

・アノ人の仕事を引き継いだ人が、問題は先送りで全然仕事してないよ。と言っていた。

・周りの人がアノ人は自分のお気に入りの人だけ可愛がっていて差別していた。とみんなが言っていた。

と言うように誰かが言っていた!と言うような言い方が目立つのです。

僕はその時に反論して、アノ人の仕事ぶりを見ていて、本当に人手不足の中、陣頭に立って休みも取らず一生懸命働いていたと思うよ。あなただって見ていたでしょ!人間誰だってミスはあるよ。と言うと・・・

・いやいや本当に仕事出来てなかった何もやっていなかったと否定するのです。

何でだろう?一緒に仕事してきたのに、ましてや自分自身の「目」で逐一仕事ぶりを見ていたわけじゃないのに・・・・・とこちらは思うのですが、本人は、否定一辺倒なんです。

こういう人って周りに流れやすい人なのか?とも思うのですが・・・つぶさに観察して見ると誰からも嫌われたくないと言う気持ちが強すぎるように思えるのです。その強すぎる気持ちが、その時その時の実力のある人に嫌われなければ何とかなると考えていて、それが言動や行動に現れてくるのです。

・自分よりも権威のある人には挨拶はするが、それ以外の人とは挨拶をしたりしなかったりなど、感じの悪い人間になっているのです。

・今までは良く話していた人とも、急に距離を置いたりするのです。何故?距離を置くかと言うと、職場内で発言力のある人が、○○さんの事をあまり評価していないと言う話を聞いて、露骨に距離を置き始めるのです。

当人は気付いていませんが、周りから見たら「?」「変わった?」と思っている人も少なくないのです。

ただ、職場にいると、いつまでもそんな言動や態度は長続きしません。何故なら自分自身が疲れてしまうからなんです。肉体的よりも精神的にじわじわと自分自身で自分を蝕んでしまっているのです。結果、自ら会社を辞めたり、休職してしまうケースがあるのです。

そうならない為にも普段から自分自身の「目、耳」でしっかり相手の仕事ぶりを見たり、相手の発言を聞いたりして、口には出しませんが自分なりの評価や自分ならどのようにアノ人と接するのがいいのか?を考えて欲しいのです。又、相手の立場になって考えて見る事も心掛けて欲しいのです。そうすれば、いちいち周囲の言葉に惑わされる事が少なくなるのです。そうやって少しずつ自分の中の思考を変えていくしかないのです。自分を変えるのは、自分で変えるしかないのです。みんなに嫌われたくないと言う思いも、「考える事」で少しずつ、その思いも薄まっていくはずなのです。自分は「こう考えているけどな~」と自分の中でひとつの考えを持つことで、周りの意見や考えに対して、「○○さんはそう言う考えなんだ!▲▲さんってそんな考えをもってるんだ!」と聞く耳も出来るようなってくるのです。そうすると、「そんな考えもありか。」「いやその考えは少しおかしいな。」と自分の中で整理も出来てくるのです。そうすれば、徐々にですが、変な考えに固執しなくなり、変な考えに固執しなくなれば、無意識な変な行動もなくなると僕は思っているのです。

最後に・・・少なくなると言ったのは、それでも、誰からも嫌われたくないと言う「感情」が影響して、相手の事も考えず無意識に嫌われたくない行動をしてしまう事があるからなのです。自分を変えるのと言うのは本当に難しい事でもあるのです。

「はっ」と思った人は、今一度、自分の行動を思い返して見て下さい。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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