職場で仕事をしているといきなり文句などを言ってくる人がいます。「正直、感じ悪いのですが」今日は、このテーマで書いて見たいと思います。
いきなり文句や注意を言う人に共通することがあります。
1.主語がない。
いきなり文句などを言う人の特徴なのですが、主語がないのです。主語がないので、言われた方は何を言いたいのかさっぱり分かりません。
あなた、ダメダメそれじゃダメでしょ!
んっ!何がダメなの???
だから、この作業をやる時は○○が必要なのよ
分かりました・・・・
と言われた側はいきなり言われた事もありますが、そんな理由ならやる前に一言、言ってくれてもいいんじゃない!と心の中では思っているのです。
いきなり文句を言った本人は、指導してあげた、教育してあげたと思っていて、感謝して欲しいくらいしか思っていないのです。
2.自分より立場の低い人には容赦なく言う。
いきなり文句も言う人のもうひとつの特徴として、自分より立場の低い人には容赦なくガンガン言うのです。
例えば、いきなり文句を言う人は社員、言われる側の人は、派遣社員もしくはパートさんの場合は、そもそも社員ではないので、初めから見下しているのですが、それにかこつけて、事あるごとに文句のほか、注意や指示なども思いやりのない言葉と言うか主語のない言葉で早口にガンガン言うのです。(一回で覚えてよ!見たいに・・・)
本人には自覚はないと思いますが、相手の立場が弱いので、知らず知らずに自分は偉いんだ!自分の言うことを聞きなさい!と言うような態度が自然と出てしまっているのです。
このような人がいると職場の雰囲気は大丈夫?となるのですが、表面的には平静さを保っていますが、派遣社員やパートさんたちは、静かに次の職場へ行こうと考えだすのです。当然ながら今いる職場よりも少々、条件が悪くても会社を辞めて行く人は辞めて行くのです。
=職場って、当然、給与面がいい方が良いに決まってますが、それ以上に、職場環境って大切で、やっぱり気分良く仕事が出来る場を求めている人たちが多いのです=
ここで悲劇が既に起きているのです。どのようなことかと言うと、実は、「何で○○さんは辞めたの?」と最初は管理職の人たちも考えるのですが、特に会社としては問題なかったよね。とそれで流してしまうのです。
問題の本質が何なのか?追求しないのです。内心、分かっている人がいても、その分かっている人も声を大にして、問題の本質を突こうとしないし、誰かに意見を言うのも躊躇しているのです。何故なら、自分自身に火の粉が降りかかるのを避けているのです。
となると次の悲劇が起きます。
仕事におけるクオリティーの低下です。仕事をしている時に派遣社員やパートなどと言う立場は本来関係ありません。同じ仕事をしている仲間としてみんな責任をもって一生懸命こなしているのです。そんな中、思いやりのない言い方をされて、結果的に会社を辞められていけば、必然的にクオリティーが落ちるのは当然なのです。仮に新しい人が補充されたとしても、前任者のクオリティーに追いつく為には少々時間を要します。そんな時でも新たに入った人たちに、いきなり心無い文句などを言われれば、一目瞭然で直ぐに辞められてしまうのです。悪循環が起こるだけなのです。これが第二の悲劇なのです。
いきなり文句を言ってきた当の本人の末路はと言うと・・・・
大概こんなケースが多いのです。相変わらず立場の低い人にはいきなり文句などを言うのですが、一般社員の立場で言っている内は、責任もないので、本人としては言いたいこと言って、気持ちも良かったかもしれませんが、いざこんな人が役職に就くと・・・
役職となれば当然、会社の代表として対外的にも色んな交渉を任されるようになります。部下に命令してやらせている内はいいのですが、場合によっては、自分が交渉の場につかなくてはいけない展開も訪れてきます。
→そんな時です。言葉遣いとかではなく、言っている内容が分かりづらいのです。主語がないと言うか?何をあなたは言いたいの?と相手からすればなるのです。これは、今まで、思いやりもなく主語のない言葉で文句などを言ってきたツケが自分に回ってくるのです。
そうなると徐々に本人の評価も下がります。
「○○さんを管理職にしたのはいいけど、色んな場面でクレームが増えた気がする」
「職場もギクシャクしているみたい」
と言うような感じで、対外的なクレームや業績が悪くなると、会社としても見過ごすことが出来なくなり降格人事や配置転換を行うことになるのです。
元々、あまり人望がないので、本当のピンチの時に遭遇すると助けてくれる人がいません。(実は、社内だけではなく、関係する協力会社も含めてなんですが・・・)その時、初めて「自分には人望がない。」「自分は周りから嫌われている。」と認識するのです。
今までは、自分は仕事も出来て、周りからも人望があると思っているので、そのような事態に陥ると、ショックで、精神的に病んだり、自ら会社を退職していく場合もあるのです。身から出た錆ではあるのですが、何とも寂しい結末になる場合が多いのです。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
コメント