空気の本当に読めない人

対人

今日は空気の本当に読めない人について考えていきます。

先ずは空気の読めない行動を挙げて見たいと思います。

・会議・打ち合わせの時、話の流れとは全く違う事を言い出す。

・みんなで意思統一して作業をしている中で一人だけ違う事をやり出す。

・相手が真剣に悩んでいるのに、思いがけない事を言ってしまう。

・自分は立場が上なんだから、何でも従ってもらう。

実は、誰でもちょっと場の雰囲気も読まずに「言いたい事、言っちゃったな。」とか、「見境なく言い過ぎてしまった。」と言うような経験があると思います。でも、後になって反省している人は「今度から気を付けよう。」「もうちょっと相手の立場を考えて話をしよう。」と自分の中で気持ちを整理出来ている人はいいのですが、本当に空気が読めない人と言うのは、この自分を顧みる事が出来ない人なのです。

それでは空気の本当に読めない人の特徴を次のとおり挙げてみます。

(1)承認欲求が強い

物凄く承認欲求が強く、常に誰かと比較しているのです。自分は凄く仕事が出来るんだ。だからみんな認めて欲しいと思っているのです。

(2)自己中心的である

承認欲求の強い人と似た所があるのですが、自分の考えが正しいと強く思っていて、人の意見を受け入れる事を拒絶するのです。

(3)規則・ルールを守ってさえすれば、問題ないと考えている

規則とルールをしっかり守っていれば、あとは何してもいいんだと言う考えが根底にあるのです。本来、仕事は多かれ少なかれ色んな方の協力があって成り立っているのですが、その深い部分を理解しようとしないのです。どんなに良い規則やルールでも人間が作ったものなので、欠点もあるし、時代の背景と共に古い規則やルールに囚われてしまい、何故、このような規則やルールが出来たのか!本質を理解しようとしない。

(4)人から嫌われてもいいと思っている

人から嫌われてもいいと思っている人に限って内心は寂しいのです。だから余計頑固な態度を取ってしまうのです。

(5)人はいいのですが、仕事に身の入らない人

見ていると何となく仕事に集中出来ていない。一様やる事はやるっているのですが、中途半端な仕事で漏れや抜けが多い。

どうでしょうか?特徴を挙げてみましたが、総じて周りを見ようとしない。自分の殻に閉じこもりがちな人たちなのです。

このような人たちとは、どのように接していけばいいのか?と言いますと、実は明確な答えはないんです。むしろ非常に難しいのです。聞く耳がないからです。

例えば→良かれと思って、「××の部分は直した方が良いよ。」と言えば、悪口や文句を言われている。はたまた否定されていると思ってしまうのです。

一緒に仕事して行こうと何とか手を差し伸べた人たちが、だんだんと、空気に読めない人たちに侵食されて悪口や愚痴を言い出す始末になってしまうのです。

だからこういう人たちには適度な距離感が必要です。尚且つ仕事に支障の出ない必要最低限のコミュニケーションを心掛ける必要があるのです。勿論、仕事の内容も考えてあげないといけません。仕事の重要性、ボリュームなどを勘案して、その人の成長を見極めながら段階的に仕事内容を見直す作業が必要なのです。

当の空気の読めない本人はどうすればいいのか?と言うと、まずはしっかり自分から率先して「あいさつ」をすることです。「おはよう」「こんにちは」「さようなら」「お疲れ様です」「お先に失礼します」と可能な限り大きな声で言う事です。そうやって少しずつ周りとのコミュニケーションを取っていくことが大事です。そして自分から見てこの人仕事出来るな~とか、この人いつも真面目に仕事に取り組んでいるな~と言う人がいたら、是非、その人を可能な限り観察して見て下さい。そうやって自分と何が違うのか比較することで、自分に足りないものは何か?気付いて欲しいのです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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