現場が上手く行っていない!

会社

この会社、「雰囲気が悪いな~。」「何か空気が重いな~。」「明るくないな~。」「何かつまらなそうに働いているな~。」と見受けられる事があります。そんな会社に限って司令塔が不在、意思の疎通がないなどの問題が表面化していないだけであって、本当は深刻なケースになっている場合が多いのです。

雰囲気が悪いな~。何か空気が重いな~。明るくないな~。何か従業員がつまらなそうに働いているな~。って言う会社って、結構、マニュアルだけはしっかりしているんです。

マニュアルはしっかりしているのに、仕事がスムーズに流れていないのです。むしろトラブルが起きたり、クレームがあったりとバタバタしているのです。

何故?何故?何故? 問題は・・・・・・・

1.司令塔がしっかりしていない。

マニュアルはあるが、マニュアルがあるだけになっている。司令塔と言われる管理職クラスの人がマニュアルの必要性をしっかり説明していない。もしかすると管理職クラスもマニュアルの必然性を理解していない。だから、従業員個々のバラバラな解釈で仕事をしている。

2.情報の共有化がされていない。

現場で働けば、社員もパートも派遣も関係ないのに、情報の共有化がされていない。現場に必要な情報を流していない。社員には伝えているが、パートや派遣には伝えていないケースが多いのです。

だから、「えっ!そんな事聞いてないです。」「あれ!言わなかったけ!」とあちこちでこのようなやり取りが見受けられるのです。

確かに、社員とパートと派遣では常勤している社員に比べれば、週に数回勤務と決めらているパートや派遣の人に、連絡が徹底されていないと言う問題があるのですが、一番の原因は社員がパートや派遣の人を知らず知らずに見下している所にあるのです。当然ながら、そのような態度はパートや派遣の人も感じ取れます。そうなるとますます見えない溝が出来て意思の疎通が出来ないのです。

3.1の司令塔がしっかりしていないとは、真逆でしっかりしているのですが、全く人の意見を聞こうとしない。

仕事をしている人の中には、社員に限らずパートでも派遣の人でも前向きに、●●すればもっと効率的に仕事が出来て会社の為にもプラスになると考えて上司(司令塔)に建設的な意見をしてくれる人がいます。

意見をもらった上司(司令塔)は、と言うと、「何でお前の意見を取り入れなければならないんだ!」「そんなことよりも自分が言った事を忠実にやればいいんだよ。」と強く思っていて、そのような人たちを遠ざけるのです。良い意見を言ってくれた人たちは、当然ながら聞き入れてもらえないと感じ、意見を言ってもムダとなり仕事に対する情熱ややる気が徐々に薄れていきます。

現場が上手く行っていない会社ほど、大概、この問題に直面しているケースが多いのです。さらに始末の悪いのは当事者として、本当は!!あなたが問題児なんですよ!!と思われている人ほど、自分が悪いんだと言う自覚はなく、むしろ何で自分の言った事を守れないんだ!能力のない奴らだ!としか思ってなく、歩み寄る余地すらないのです。

こうなると負のループが終わりなく続きます。

何で続くかというと、会社に居れば中には、やっぱりその時、その時で頑張り屋さんがいて何とかしてくれるのです。だから、本当は問題児を何とかしないといけないのに、何となく仕事が進んでいるんで問題の先送りをしてしまうのです。だから問題は長期化するのです。

問題の長期化の要因として、もう一つは、そこまで迫っている危機感に気付いてないからなんです。本来なればやる事は沢山あるのに、それすら先送り!でも会社に来れば給料がもらえるので、まぁまぁいいでしょ!となるのです。こんな空気だから少々問題児がいても我慢と言うか目を瞑ってしまうのです。

ただ問題が表面化すると、もう取り戻すことは出来ません。やらなきゃいけない事すらやっていないので、厳しいを通り越しているケースがほとんどなんです。

現場の崩壊は会社の崩壊です。それでも、その空気の中で働いている大半の人たちの意識は、「何とかしないと!」と言う意識よりも、「なるようになる」と言う他人任せの意識が占有してしまっているのです。

本当に残念です・・・・・一度、転げ落ちると、もう元に戻る事が物凄く難しいのは人の意識を変える事が難しいからなんです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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