今日は、このテーマ「年齢に関係なくやる人はやる」と言うことについて書いて見たいと思います。
仕事をしていると、時には「自分には苦手な仕事」「あ~ぁこの仕事嫌だな」「あの人と仕事したくないな~」「あのお客さんの仕事嫌だな~」「何か今日はやる気ないな~」と愚痴や弱音を吐きたくなる気持ちになることがあります。僕も若い頃はこんな気持ちを心の中で抱いていた事が数知れずでした。又、社歴が長くなってくると緊張感がなくなってくるのか惰性で仕事したり、仕事の内容を見るや否や「あ~この仕事は前やっているから、前の通りでいいよ」と新しい技術やサービスを取り入れようとしない人たちもいます。
仕事は日々の積み重ねです。ただ、仕事に向き合う姿勢が違います。どんな仕事でも丁寧に仕事をする人。自分の感情の起伏に左右されて仕事をする人。少々違いがあっても大きく分けて2タイプに分かれると思います。
要するにお客様の事を思って、何とかいいモノ、いいサービスを届けたいと言う思いがあるかないか、この差が、のちに大きな違いとなって自分に跳ね返ってくるのです。(直接、お客様に絡んでなくても後方部隊としてこれをやればもっと社内がスムーズになり、みなんの仕事もやり易くなると思う。と言う思いがあるかないか)
さて実際に仕事は一人では成立しませんので、自分が取り纏めている仕事でも色んな人と関わりあうことになります。そこで良く見る光景があります。
・社歴が長く今まで色んな経験をしている筈なのになんで出来ないの?そんなに難しい仕事じゃないのに!と言いたくなる。
・若いのになんでチャレンジしないんだ?へ理屈ばかり言って何も進んでないじゃないか!と言いたくなる。
と言う場面です。
怒ってもしょうがないので、この時は明確に指示を出して仕事をさせます。パズルと同じです。ひとつひとつピースごとに指示を出していく、終わったらピースを埋めて行きます。時間は多少かかってもピースが全部埋まれば仕事は完了です。
誰か一人でもお客様の事を思って仕事する人がいれば、苦労は絶えませんが打開は出来るのです。
ただ誰一人、お客様に対する思いがないまま仕事をしたらどうなるでしょうか?俗に言う「やっつけ仕事」となって、納めたモノ・サービスはトラブルやクレームも多く、お客様からの信頼をなくす結果となってしまうのです。
色んな方と仕事を一緒にさせてもらって感じた事は、結局、若い人でも中堅・ベテランの人でも年齢に関係なくやらない人はやらないのです。
若い人だから考え方を直させてもう一度、戦力となるように再教育すれば大丈夫だろうと考え、逆に中堅・ベテランの人はリストラ?となるのが、一般的な会社の流れかもしれませんが、自分が見て来て思うのですが、若くても、その人の考え方や行動を変えるのは本当に難しいのです。
中堅・ベテランの人たちはと言うと、今度はミスしないようにと仕事を進めて行きます。
例えば→その仕事を他の人に仕事を振ったとします。仕事を振るのはいいのですが、その後のホローが出来ていないのです。途中経過で仕事の状況を自ら確認しようとしないのです。「任せぱなっし」なのです。おそらく自らやっていても見直しや確認をしないで、ただ与えられた仕事をやらされている。となっているんだと思います。
仕事が出来る人は違います。しっかり自分をもっていて、お客様の事を第一に考えながら作業を進めてくれます。途中、こうしたらもっといいよとアドバイスまでしてくれます。又、自ら積極的に勉強して新しいツールを取り入れたりもしています。仕事に対する姿勢が全然違うのです。それと見ていて思うのは健康にとても注意されている事です。心身ともに健康でないと「いい仕事は出来ない」と確信されているのです。若い人も中堅・ベテランの方も「意識が高い」人は、みんなちゃんとしているのです。
最後に、ダメな会社(業績の悪い会社)は「年齢は関係なくやる人はやる」人を見極めず年齢だけで、給料の高い人からリストラしていくのです。言い換えれば会社自ら大切な財産を捨てているのです。これじゃ収益が悪くなるのは当然です。
年齢とか関係なく大切なものは何か本質を見て欲しいものです。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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