仕事が出来るようになるレシピ(人の道に外れていないか編)

仕事

人の道に外れていないか?仕事をする上で、常に心の中で自分に問いかけて欲しいのです。特に迷った時はこの言葉が必ず役に立つはずです。

人の道とは?人生には、いろんな道があります。どの道を選択しようがそれはみんなの自由です。誰にも束縛される事はありません。ただ選んだ道を歩いていく上で、これだけは、守らないといけないものがあるんだと思うのです。

例えば、住んでいる町のルール、火曜日は燃えるゴミを出す日。

(もし火曜日以外に燃えるゴミを出したら?異臭が発生し、カラスなどが群がる)

例えば信号が「青」なら進め。「赤」なら止まれ。

(もし守らなかったら交通事故が起きる)

例えば公共のトイレ、使用したら水を流す。

(もし、水を流さなかったらトイレが汚れる。次、使用する人が不快に思う)

例えば映画館での映画鑑賞、鑑賞中は大きな声や携帯電話の電源を切っておく。

(もし、大きな声や携帯の電源を入れていたら周りの人が映画に集中出来なくなる)

例えば公共での喫煙場所、喫煙ブースでタバコを吸う。

(もし決めれた以外の場所でタバコを吸ったら、周りの人が不快に思う)

例えば電車での優先席、身体の不自由な人がいたら席を譲る。

(もし、席を譲らなかったら体の不自由な人は物凄く体力を消耗してしまうかもしれない)

例えば何かでミスをした時は素直に謝る。

(もし、謝らなかったら、相手は不信に思う)

例えば借りたお金は返す。

(もし返さなかったら相手が困るかもしれない)

例えば結婚しているのに不倫をしている。

(もし、不倫がバレれば結婚相手を傷つけてしまう)

例えば人の悪口を言う。

(もし、悪口を言われている本人の耳に入れば凄く嫌な思いをする)

例えば人に責任を擦り付ける。

(もし、責任を擦り付けられた本人は精神的に傷つく)

例えば「うそ」をつく。

(もし、うそがバレたらみんな気分が悪くなる)

少し例を挙げてみました。「こんなの当たり前だよ!」と思われる方もいるとは思いますが、人の道ってこのような「当たり前の事」を逸脱してしまうことなんだと僕は思います。

仕事に置き換えて見て、ある仕事を受けた時、この進め方がいいのだろうか?会社として、この方法で一番利益が出ると言うが、それはお客様の立場から見たらどうだろうか?と、このように自分自身に問題意識を向けながら仕事に取り組んでいる内はいいのですが、慣れと言うものは恐いもので、「あ~この仕事、いつも通りでいいや」「この仕事は以前、先輩がやっていたやり方でいいでしょう」と楽な方へ楽な方へと仕事を進めていくと結果的にお客様が知らず知らずに離れていくのです。

お客様からすれば以前も似たような仕事を発注したかも知れないけど、それは時代に合わせてよりいいモノを作ってくれるだろうと言う期待もあるのです。その期待に応えてこそ新たな信頼関係の構築に繋がるのです。

例えば以前はこの製品には○○と言う材料を使用していましたが、自然環境を考えた時にこの△△と言う材料の方がより、自然環境に配慮したモノになるので、会社としては○○年からこの材料を採用しています。と言えればいいのですが。。。。

もし、これが、コスト優先で材料の変更をした場合、製品自体には問題ないが、この製品が役目を終えて処分される時に、自然環境に悪影響を与える可能性がある。

それでも、利益は増えるし会社が決めたからしょうがない!でいいのでしょうか?中々言葉で伝えるのは難しいのですが、「人の道に外れる」とはこのような事を僕は言うのだと思います。

この場合、会社が決めた事を覆すにはどうすればいいの?となるのですが、これはお客様が使用する材料も含め以前の製品と同等のままで欲しいと言った事にして進めれば良いのです。尚且つ、同等品の対応が難しいと他社へ仕事が流れますと会社側に言えばいいのです。普通の会社であれば、お客様の指示に従うはずです。もし、従わない場合は、その会社には残念な未来が待っているだけなのです。

これだけ、ネットが進んで情報が氾濫し、人々の考えも多種多様化する中では、「自分をもっている」かが重要なんだと思います。会社の組織として生きようが、独立して自分で会社を興して生きようが同じなのです。

「人の道に外れていないか?」昔も今も守っていかなくてはいけない事。今の時代に適応した考えで守っていかなくてはいけない事。この両面を持ち合わせている事が大事なのです。仕事が出来る人はこのバランスを上手く保ちながら、常に「人の道に外れてないか」を自問しているのです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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