仕事が出来るようになるレシピ(社内コミュニケーション編)

仕事

僕は社会人となってずっーと営業畑を歩んで来た中で、こうすれば仕事が出来るようになるレシピをちょっとシリーズ化して書いて見たいと思います。何も営業に限った話ではなく、様々な職種で共通して言えることなので、是非、読んで頂きたいと思います。第一弾は社内コミュニケーション編です。

仕事をする上で必要不可欠なのはこの社内コミュニケーションなんです。これは営業に限った話ではなく、ありとあらゆる職種に共通して言えることなんです。

大きい会社、小さい会社の規模に関係なく、多かれ少なかれ会社には総務、経理、人事、信用調査、営業、製造、設計、品質管理、物流など様々な部署があります。勿論、外部の協力会社に任せている場合も含めてです。普段、付き合いのない部署でも間接的にはお世話になっているのです。

例えば営業!

(トラブル)お客様からのクレーム!

発送ミスでお客様に納品する品物の数量が足りなかった!

営業が直ぐに発送関係者に電話しハンドキャリーで追加納品をお願いした所、こっちも人手が足りずに直ぐの対応が難しいと言われてしまった!

仕方なく、営業が残りの品物を取りに倉庫に向かう。(営業本人は発送部門が間違ったのにイライラ)

倉庫現場について、まずは品物の確保。その次に何でこんな問題が発生したのか?確認して見ると、たまたま発送が重なっていて単純に人的ミスによるものだった。

現場責任者や担当の方に通常の仕事の流れをどのようにやっているのか?聞いて見ると限られた人数で、テキパキとやっていることが分かった。今回は流石に現場のミスなので、みんな最後は謝ってくれて、逆に恐縮してしまった。

でも仕事の流れなどが把握出来たのと、直接発送関係の方々とは初めて会って話が出来て良かった。

例えば人事!

社員の能力UP向上の為、経験に応じて社員研修を行うのだが、社命と言えどもなかなか非協力的な部署もあり、悩んでいた。

そんな時に普段、仕事の都合でいつも研修に不参加の営業マンが出席してくれた。

休憩の合間、その営業マンに意見として研修の在り方について聞いてみる。営業マンいわく、内部研修や外部に委託する研修にしても実際の営業現場とのギャップがある為、今ひとつ研修の意義が見出せないと言われてしまった。

逆にその営業マンからは、コンプライアンスの問題などが取り沙汰されている昨今、このような研修ではなく、道徳的でもう少し人間臭いような内容の研修とかの方がいいんじゃないか?と提案されてしまった。

営業と関わると普段から仕事優先と言われ取っ付きにくいと思っていたが、みんなそれなりに会社の事、考えているんだと思い、研修の内容も一般的なものではなく、内の会社に合った内容でもう一度、見直す必要があるかもしれないと感じてしまった。

又、初めてゆっくり話が出来て今度は何かあったら相談して見ようとも思った。

今回は2つの事例を挙げて見ました。このように普段、なかなか話せない人と、たまたま何かのきっかけで話をすると、「そうなんだ」って事が沢山あります。同じ社内と言っても仕事のやり方も違うし、仕事に対する考えなども聞いてみると「なるほど」と言う事もあります。それよりも大きいのは、直接、他部署の人と話が出来た事で、又、別の事案で何かあった時に事前に確認したり意見を求めてみようと言う事が出来ると言うことなのです。

仕事だからそんなの気にせず、会っていようがいまいが仕事は仕事、ちゃんとやってくれればいいんだよ。と言う人もいるかもしれませんが、それはロボットがやっているのならそれでもいいかも知れません。感情のある人間がやる場合は、そういう訳にはいかないのです。

「例えば営業」の営業マン、その後、大口の取引が決まりそうな時は事前に発送関係者にそれとなく、事前に話をしとく事で、現場の方もそれなりの心の準備が出来て円滑な仕事の流れを作ることが出来た。

「例えば人事」の人事マン、研修該当者に事前に研修の内容などの意見を聞くことでより有意義な研修を目指して少しづく改善していく事が出来た。

仕事と言うのは、自分が知らいな所で、多くの人たちが関わっています。このような何かの「きっかけ」でお互いを知る事で、そこに信頼関係が生まれたり、本来の仕事の目的や内容が見えてきてお互い「安心」するものなのです。又、モチベーションのUPにも繋がります。

一度、社内コミュニケーションの重要性に気づくと、その部署の仕事の流れも把握しておこうとなるのです。さらには、その部署のキーマンは誰で、どのようなお膳立てを(準備)すれば、円滑に仕事が進めやすいかも理解出来るようになるのです。社内では、当の本人は意識していなくても、あいつは真面目で筋を通して仕事をしていると言うような評価にも繋がるのです。

ITだ!AIだ!と騒がれている世の中で、何を今更と思うかもしれませんが、これが仕事なんです。社内で円滑なコミュニケーションを取れている人は、社外でも同じように円滑なコミュニケーションを取っていることは言うまでもありません。

レシピのまとめ

普段は話をする機会がなくても、仕事の絡みで話す機会があれば仕事以外でも積極的に雑談も交えて相手と話をしましょう。同じ社内の人間なんですから。協力会社さんも同じです。

自分以外の部署が何をやっているのか?どういう仕事の流れなのか?まずは興味を持ちましょう。知っておくことで、何か困った時に必ず役に立つからです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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