仕事が出来るようになるレシピ(目の前にある仕事をやり遂げる)

仕事

「目の前にある仕事をやり遂げる話」を今日したいと思います。そんなの当たり前と思うかもしれませんが、僕の営業経験から言わせてもらえば、最後まで仕事をやり遂げている人が少ないのです。

目の前にある仕事をやり遂げる人と言うのは次の人たちの事をいいます。

・仕事の規模(金額の大小)に対して選り好みをしない。

・仕事内容に対して不満を持つことなくいつもベストを尽くす。

・仕事が完了しても、その後のフォローを怠らない。

・誰でも分かるように完了した仕事の経緯や内容を簡素に記録として纏めてある。

逆に目の前にある仕事をやり遂げられない人と言うのは次の人たちの事をいいます。

・会社に不満を持っていて仕事に身が入らない。

・仕事の規模、内容に不満があって、こんな仕事は自分じゃなくても誰でも出来ると勝手に線引きをしてしまう。

・可能な限り最大限、良くなるように考えて仕事するのではなく、あくまでも手前勝手に仕事をしてしまう。

・完了した仕事に対する当該書類がほとんど残っていない。

・そもそも仕事に対する態度が横柄。

このように、やり遂げる人とやり遂げられない人の違いは、物凄く大きな違いがあるのです。勿論、やり遂げられない人たちも、表面上は仕事をキチンとしているように見えますが、その仕事の進め方や終わり方を見れば一目瞭然で、丁寧さを感じられないんです。

仕事は契約内容とおり完遂している。特に問題がなければお互いそれでOKでしょう。と言う意見がありますが、本当の仕事の評価と言うのは後から遅れてやってくるのです。

評価の声・・・

・こんなはずじゃなかった。

・トラブルが多くなった。

・使ってみると、ここも直したい。ここは変えたいと思っても、仕事完了後、中々、訪問してくれない。電話で相談しても、案を出してくれない。

・あの人とはもう一緒に仕事したくない。(但し、これは声なき声です)

目の前の仕事を最後までやり遂げている人の評価は・・

・仕事の進み具合をポイントポイントで知らせてくれる。

・途中で追加したい事や少し変更したい事を気持ち良く応じてくれる。

・相手の事を良く考えて仕事を進めてくれている。

・仕事が完了した後、頻繁に「どうですか?」と言いながら訪ねてくれる。

目の前の仕事を最後までやり遂げる人たちに共通しているのは、お客様、会社の上司、同僚及び協力会社の方々に対して任せて大丈夫と言う安心感を与えているのです。

又、当の本人は、相当なプレッシャーを感じているはずなのですが、ここで凄いのは、不平・不満を漏らさず、尚且つ、何事もなかったように淡々と仕事をこなしており、言い方を変えれば、いとも簡単に仕事をしているように見えるのです。言わばプロ意識の高い人たちなんです。別に仕事振りを自慢する事もなく、それが普通と考えているのです。評価は後から遅れてやってくると言いましたが、そのような人たちの所には仕事が集まるのです。(お客様から色々な案件が持ち込まれます。少々難しいけどやってみないとか、短納期だけどやって欲しいとか・・・)

仮に、目の前の仕事を最後までやり遂げている人が転職するとどうなると思いますか?始め、実はあまり評価は高くないのです。何故?入社した会社のやり方に馴染もうとする為、偉ぶった態度ではなく、素直で優しさを全面的に見せるので、ある意味、頼りなく見えるかもしれません。ただ、時間が経つにつれて周りの見る目がだんだんと違ってきます。知らず知らずに、「この人、仕事が出来る」となるのです。

結局、意識の持ち方が違うのです。社内でも社外でも色々とそれぞれ立場によって事情があると思います。社内では、会社の規則や上司・同僚の仕事の進め方を参考にしています。何故、そんな面倒くさいことが必要かと言うと、上司が納得しないと会社組織では仕事が前に進めません。又、同僚との関係性も対抗意識を煽るのではなく、なるべく、友好的な関係を築いて仕事を進めることで、社内情報を入り易くすることと、社内に余計な波風を立てて変な労力をかけるよりも、その労力をお客様や必要とする所にその「力」を使おうと考えているからです。

社外では、お客様や協力会社でも、それぞれ会社の規則があるはずです。その規則に合わせた仕事で進めてあげれば、余計なストレスをかける事無く、スムーズに進められると考えているからです。

もう一つの意識としては「これで大丈夫か?まだまだ出来ることはあるのではないか?他に問題はないか?」といつも心の中で冷静に自問自答しているんです。

どうでしょうか?今日から意識の持ち方を変えてどんな仕事でもベストを尽くして見て下さい。仕事の見方や周りの方々の見る目も必ず変わってきますから・・・・・又、自分の中でも本当に大切な事は何か?を気付かせてくれます。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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