年齢という壁

「年齢という壁」今日はこのテーマで考えてみたいと思います。

僕たちは幼い頃からいい意味でも悪い意味でも「○才になったら××しなくちゃいけないよ」「●才になったら、もう大人だから■■していかないとね」なんて言葉を頭に刷り込まれながら生きてきたように思います。いわゆる世間の常識ってヤツです。

会社に入社してからもそうです。「もうお前も30代の中堅なんだから○○できないとな!」「もう君も40代か!そろそろ管理職として地位を固めていかないとな!」なんて言う言葉に踊らされて、どんどん頭に刷り込まれていってしまうのです。

そして知らず知らずに、こんな風に自分自身を縛ってしまっているのではないでしょうか?

本人
本人

もう入社して3年なのにまだこんな仕事しか出来ない。俺、このままで、いいんだろうか?、もしかすると、仕事のセンスないのかなあ~

本人
本人

あ~俺も35才か!○○君は順調に出世してるのに俺はダメだなあ~

本人
本人

今年で40才か!早いな。このままいけば僕も部長だな。

本人
本人

50才。出世もここまでか。

それと、年を重ねるごとに、変なプライドなんかも付いてきたりして益々、自分をがんじがらめにしてしまうのです。

良くテレビなんかで○○会社が早期希望退職を募ってます。対象年齢は40代以上の社員です。なんてことが報道されると「もう俺もこの年齢だから気を付けよう。転職なんて難しいからな」って益々、守りに入ってしまいます。

こんなように、色々と事例を挙げてみましたが、本当の所はどうでしょうか?

現在のコロナ禍のように、想定を超えてあっと言う間に自分の会社が危機に陥ってしまうケース

自分の所の会社は大丈夫。強い商品をもっているからと言っていると別の会社から画期的な商品が発売され瞬時に市場が奪われて会社の業績が落ちて危機的状況に陥るケース

自分の会社がどこかに買われてしまうケース

不正が世間に発覚して会社が危機的状況に陥るケース

無難に経営している会社が急に業績が悪くなり危機的状況に陥るケース

実際はこんなことが現実的に起こっているのではないでしょうか?

要するに内だけは大丈夫な会社なんてことは、もうありえないのではないかと思うんです。

結果的には常に「守りながら攻める」「攻めながら守る」の繰り返しだと思うのです。

そんな事!分かってるよ!と言われてしまうかもしれませんが、そこに、もうひとつ時代の流れを見極めていかなければならない事です。今まで以上に、会社の方向性なども含め2年や3年のスパンで見直しを迫られる場面が多くなるのです。

投入する人財にしても人物本位で見極めていかないと世間の常識に囚われすぎると本当に危険なのです。

僕たちの意識の持ち方も重要です。刷り込まれた変な年齢のあるべき姿と言うか考え方をもっていると、どこの会社でも通用しないのです。(逆もそうです。仮に若ければいいやと言うだけで、人財投与していると、結果的にその仕事におけるミスマッチが発生してしまうものなのです)

僕は!私は!若いからまだ平気なんて考えているとあっと言う間に年を取ってしまいます。(昔も今もこの繰り返しなんです)

「年齢という壁」は結局の所、自分一人一人が勝手に作ってしまっている「壁」なんです。これを取っ払うにはどうしたらいいか?と言うと「お先にどうぞ」と言う行為なんです。

「お先にどうぞ」と言う心掛けで相手や周囲の状況を客観的に見る事で、自分の現在の立ち位置を確認したり修正する事ができるんです。

具体的に言えば「今の会話はちょっと生意気だったな」「今の行動はちょっと強引だったな」って言うように見直す事が出来るんです。

多分、「年齢という壁」は年齢と共に大きくなって、それがいわゆるプライドとなったりして仕事を難しくしてしまったり、変に近寄りがたい存在に化けていくのかもしれません。

本来、年齢なんかは関係ないんです。100年社会と言われている世の中なら尚更なんです。どうか、この「年齢の壁」を壊していきましょう!!

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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