営業という職種

会社

僕自身の経験の中から言わせてもらえば、営業と言う職種は本当に複雑で終わりのない世界が広がっている感じなんです。そして正解がないと言うか、いくつもあると言うかそんな感覚なんです。

今日は、この「営業」という職種を取り上げたいと思います。

「営業」としての必要な要素を挙げながら深堀してみたいと思います。

1.勇気

「この商品は○○××△△なんで、凄くいいんです。どうぞ、内の商品を使ってみてください!」と言ってお客様に購入してもらうのが目の前の目標だとすると、色々と回りくどい言い回しはしても最後は、このような言葉で締めて注文に繋げていかなければなりません。

お客様によっては、何となく「言い易い人」「いやいや、この人には、言いづらいな~」って感じながら仕事していることもある思います

又、「あの会社は友好的」なんだけど、「こっちの会社は何となく好戦的」なんだよな~会社の雰囲気からして・・・っていうのもあると思います。

別な場面では「さあ!今日は初めて訪問するお客様!」「ふっー緊張するな~」っていうのもあると思います。

さらには、「今日は何となく気分が乗らないな~」「今日はお腹の調子が悪いな~」「今日は二日酔いで~」。。。。って言う時もあると思います。

それでも自ら奮い立たせて、お客様のところに「勇気」を持って向かっていかなければなりません。この「勇気」を持続していかなければならない所に「営業」としての難しさがあると思うのです。(仮に今日は軽く流そう~なんて気持ちで挑むと以後もそんな気持ちでいいやとなってしまうんです=結果も自ずといい方向にはなりません)

2.謙虚さ

「いや~。あのお客様は何度も企画提案書を提出して説明しているのに、中々興味を示してくれないな。参ったな。」とボヤキながら注文に結び付かい時。

「あのお客様は大丈夫!もう付き合いも長いしね。」と安心していると、「○○さん今回はごめん。お宅の会社ではなく、B社さんにお願いすることになったよ」えっ!何で!と注文を逸してしまった時。

このような時の営業のマインドって、自分の納得する企画提案書が出来て「満足」、あのお客様とは信頼を築き上げてきたから「満足」と、自己満足に浸ってしまって、タイミングを逃してしまうことが多いように思えます。

「営業」はある意味、確率のゲームです。注文が取れる確率をいかに「100%」に近づけていけるかの勝負なんです。

「勝負は下駄を履くまでわからない」と言う諺がありますが、まさしくそうなんです。

一歩引いてみて、「本当にこの企画提案書で良かったのだろうか?」「いくら付き合いが長いからと言っても、まだ何かやれる事はないだろうか」と常に自問自答する謙虚な気持ちが必要なんです。実は一歩引いて見ると、自然と冷静になれて「あれ。ちょっと企画の内容を変更してみよう」「少し別な切り口からお客様と話してみよう」という考えが湧いてくるんです。

遠回りのような気もしますが、このような地道な行為が注文に結び付く確率を上げているのです。

3.捨てる

過去の営業の成功体験をいつもまでも引きずってしまう。このプロセスを踏んでいけばこのお客様も大丈夫!という自分本位な考え方にこだわってしまい良い結果が得られないケースがあります。

特に年齢を重ねるごとにこの傾向が強くなっていくようにも感じられます。

実は、この成功体験を捨てて、いつもでもフレッシュな気持ちで仕事に取り組む姿勢が非常に重要なんです。

相手の捉え方も「あーこの人なら話易そうだな」「ちょっと聞きづらい事でも聞けそうだ」とイメージが持たれやすくなります。

逆に過去の成功体験を引きずっていると、自分ではそんな素振りを見せてなくても「傲慢に見えたり」「何となく近寄りがたいな~」と言うイメージが醸し出てしまいます。

商品を売る前に営業マンとしての人間性が重要なカギを握っているんです。余計なしがらみが付いていると、自分自身の中で知らず知らずに執着していて「なんで上手くいかないんだ!」「あ~イライラするな~」とメンタル的にもネガティブに陥り易いのです。だから、「捨てる」なんです。

どうでしょうか?今日は、重要な要素3点に絞ってみました。兎に角「営業」は奥が深いのです。今後も機会があれば取り上げていきたいと思います。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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