今日は僕が感じている今の時代について書いてみたいと思います。「勝ち組、負け組」が言われ始めたのがおそらく2000年前後だと記憶があります。この言葉を聞いて凄く気分が悪くなったことを今でも覚えています。
この頃からではないでしょうか。「自分さえよければ・・・」みたいな意識が世の中に蔓延し出したのは、2008年リーマンショック、2011年東日本大震災、、、、大きな事件や災害を経験した今、周りを見渡して見て本当に勝った奴、負けた奴がいるだろうか?
結局、そんな奴はいなかった。言葉の責任って本当に重いな。この言葉でどれだけの人が比較され振り回され傷ついたか。
会社に勤めれば避けては通れない人間関係。先行き不透明な世の中を反映してか社内はギスギス感、悪口、嫉妬など、どちらかと言えばネガティブなイメージが強かった。
じゃあ?そんな会社は、その後どうなった?
大きな会社で言えば、事業の売却、整理、縮小。
中小な会社で言えば、廃業、倒産だった。悲しいね。
社員の立場から言えば一生懸命働いていた人たちがほとんどだったと思います。
でも長い不況下で世の中の見方が「大きな会社に入れば最後は国が守ってくれる」「公務員になれば取り敢えず倒産はない」という安全志向が今まで以上に強くなったのも確かかもしれません。ある意味自然な流れだったのです。
2008年に日本でスマートホン「iPhon」が登場し、益々情報が溢れだし便利になった分、自分で調べて考えるような「思考」の部分が低下してきたのもこの頃かなと思います。
ちょっとアジアの世界に目を向ければ、このスマートホンのおかげで急速に交通網などのインフラ整備が整い。一人当たりのGDP(国民総生産)が伸びたのも、当時、アジア各国を出張していた僕は細かい数字は別として「肌」で感じていました。
例えば、あるシステムなどを導入する際、開発から納入・稼働まで5年程度かかっていたものが、今では1年足らずで出来る。又、町も綺麗になって著しく発展していく姿を見れば、人々の気持ちも大きくなり、「お金持ちになりたい」「いい家に住みたい」「いい車に乗りたい」「美味しいものをたくさん食べたい」その思いで、どんどん勉強して会社に行ったら、「あれもやってみよう!」「これもやってみよう!」と言うチャレンジ精神が旺盛になる。
一方、日本国内ではモノづくり大国とか言ってるけど何故か活気がない。ヤバイと感じてました。
こうして見ていくと精神的なマインドの部分っていうのは本当に大きい。一人一人の意識が高くなればなるほど企業の発展を加速度的に成長させていく。
現在、このコロナ禍では様々な制約があるとは思います。
ただ、何となく「流れ」が停滞している日本と比べると、今後、益々自由な発想で「流れてる」アジアの方が輝いているようにも見えます。
僕もまだまだこれからだと思って、勇気と笑顔でチャレンジしていきます。
時に歴史は繰り返すと良くいいます。一度、歴史を振り返って歴史の本を見るのもいい参考になるかもしれません。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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