年齢は関係ない。(会社に勤める人間としての在り方)

「本当に年齢は関係ない」「やらなきゃいけない事は、1日を大切に過ごしているかということなんです。」今日は、僕なりの会社の中で生きていく考えを纏めてみました。

今も昔も日本人って、想像以上に周りの目を気にしたり、世間体を気にしたり、又、モノの考え方や物事の進め方も必要以上に、先例にこだわっているケースが多々あると思います。

若い力で会社を改革しようと「志」高く望んでも、結果的には、その会社の文化・慣習や変な先入観に流されてしまって何も変えられる事が出来なかった。って言うことが多いんだと思います。

じゃ~この悪しき流れを変えるにはどうすればいいの?となるのですが。勿論、会社トップの考えが会社の雰囲気や活力に影響する事は否めませんが、僕が現場の最前線で働いてきた者としてこれからの時代、会社組織の中で生きていくには、「考える」と言う作業が一番大事だと思うのです。

・常に3~5年のスパンで一度、自分自身を見つめ直す。

自分が会社に取って必要な人間なのか?もうこの会社では成長が望めないのか?

自分自身の中で問題意識を常に持っている事が重要なのです。現在はコロナ禍で経済活動も制限されていて業界・業種に限らずほとんどの会社の経営が厳しい局面になっています。ただ、これは、コロナ禍になる前からモノが売れない時代に突入していました。どのような付加価値を付ければ他社との差別化が出来てモノが売れるのか?と言う事に迫られていました。モノ作って売る会社でなくても同じです。どのようなサービスをすればお客様を飽きさせないで長く御贔屓いただけるか?みんな悩んでいたのです。

但し!!近年、会社の評価として、過剰に単年度の売上・利益にこだわり過ぎてしまって、手っ取り早く結果を得られる道(楽な道)を選んだ末、会社の体力がどんどん削られてしまったように思えます。その結果・・・・・

薄利多売!人員整理(リストラ)!自分さえ良ければ良いと言う考え!事なかれ主義!一生懸命やっても評価は同じ!終身雇用の崩壊!人間関係の崩壊!などなど・・・このような状況に陥ってしまったのではないのでしょうか?

ひと昔前なら、少々、難しい案件でも2、3年後を見据えて今は花が咲かなくてもしっかりここで種を蒔いて育てれば大きなビジネスチャンスに必ず繋がる、その時には次の世代が必ず摘み取ってくれる。というような信頼関係があって、会社は着実に一歩一歩、社員と共に成長していたと思うのです。

かたや、悪しき流れが先行するばかり、先輩たちが残してくれたいいものまでも捨ててしまっているケースもあります。良い悪いの物事の判断まで短絡的になってしまったように思います。

さて、これから会社の中で生きていくためにはどうすれば良いか?僕なりの考えとその理由を纏めてみました。

1.与えられた仕事は最後までしかっりやる。

仮に与えられた仕事がおかしいと思っても最後までやってみる。その上で疑問に思ったこと、もっとこうしたら良いと言う案があれば、上司・先輩・同僚に確認をしてみる。

2.時代の流れを読む

ニュースを見たり、本を読んだりして自分なりに、時代の流れを読む癖を付けるのです。テレビならばこの番組なんで視聴率が良いのか?youtubeならば何でこのコンテンツは再生回数が多いのか?アジアや世界の国々は今、こんなのが流行っているんだ!と言うように、仕事に関係なくても興味をもって接していれば、巡り巡って仕事に繋がる可能性があるからです。(ニーズも掴めやすくなる)

3.受け入れる心

決して精神論を語る訳ではありません。ただ、移り変わりの速い世の中では、良かれと思って進めていたプロジェクトも没になる可能性があるかもしれません。この時に、あまりにも一生懸命やっていたプロジェクトに執着し過ぎて、気持ちが切り替えられないと心が疲れてしまいます。「プロジェクト中止か!しょうがない!次、頑張ろう」と気持ちを落ち着かせた上で、一生懸命やったことは決して無駄にはならない。必ずいつか次に繋がると考えて欲しいのです。(プロジェクトの内容もさることながら、その進め方や取り纏め方などです)

今日の表題「年齢は関係ない」と言いたいのは、文献やネットなどで見ると諸説色々な見解がありますが5年後生存している会社はどれもが数十パーセントと楽観的な数値でありません。むしろ悲観的な数値が多いのです。

会社組織の中で3~5年のスパンで仕事の種を蒔いたり、刈り取ったりするにはチームの輪を大切にして仕事に集中出来る人が必要な人財になってくるのです。言い換えれば、思いやりを思って意見する時は意見をし、相手の意見が良いと思えば素直に受け入れることができる人です。

仕事は決して一人では出来ません。多かれ少なかれ色んな方のサポートがあって上手くいくのです。思いやりのある人でないと結局の所、良い仕事は出来ないのです。

年齢は関係ないと言うのは、このような気持ちがあるかないかは年齢に関係ないのです。人間、年を取れば思いやりが身に付くか?と言われればそういうものではないのです。普段から、こうすればもっとお客様に喜んで貰える。こうすれば、もっと社内の仕事もやり易くなる。と言うような想いを思って何事にも取り組んでいる人なんです。

この想いを持っている人とそうでない人が、これから益々、鮮明になってくると僕は考えています。会社の浮沈もここがキーになるのです。

だからこそ、今一度、自分を見つめ直して欲しいのです。何事も遅いって言うことはないのですから。。。。。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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