上司が交代すると、今まではOKだったことが、新しい上司ではNGなんてこともあります。今日は、上司が代わるとどんな事が職場で起こっているのか深堀して見たいと思います。
上司が交代すると・・・新しい上司の下では
1.今まで目の敵にされていた上司がいなくなって新しい上司の下でノビノビと仕事が出来るようになった。
自分としては仕事を一生懸命しているし、キチンと上司にも業務報告はしているのに、何故か?自分には厳しく、同僚からも「お前、上司に嫌われている見たいだよ」と言われたりして、何となく気持ちがざわざわしていて、気が付いたら上司の目を気にしながら仕事をしている自分がいて、精神的にも疲れていたのですが・・・上司が交代して流れが変わった!今度の上司は凄く気さくな人で、色々と話をしてくれて凄く気分良く仕事をさせてくれるので、ノビノビ仕事が出来るようになった!嬉しい。
2.今までノビノビと仕事が出来て、色んな相談にも耳を傾けてくれていたので、上司の交代は残念でたまらない。
新任の上司はいきなり、部内の役割分担や組織をいじってきて、尚且つ、新たなルールを決めて指示してきました。何かやりずらそうだな~。と言うのが第一印象です。これから先どうなるんだろう?ちょっと不安な気持ちが頭を過ります。
3.前任者から引き継いで当面は今のままの体制でやりますと言われて「少しほっとしています」新しい上司は物静かな方なので、逆にこれから慣れてきたらどんなカラーを打ち出してくるのか?ちょっと楽しみでもあり、不安でもあります。
まずは、みんなの仕事振りを見ながら、これからどんな形でやっていくのがベストなのかを探るのだと言うことが分かります。自分も第一印象が大切なので、報告等する際は言葉に気をつけたいと思います。
4.以前いた部署の方々からの噂で、今度の上司は厳しい見たいなんです。
あくまでも噂は噂だからあまり気にしないようにしよう!と思っていても、直属の上司になればやっぱり気になる。どんな人なんだろうか?見る限り雰囲気的にはあまり怖くなさそうなんだけどな~。
5.えっ!なんかやる気のない上司だな~。着任早々だったけど、急ぎでどうしても自分だけでは判断出来ないので、事情を説明しながら指示をもらいたかったけど、「任せる」だって、本当に、自分の判断でいいのかな~?結構、順追って詳細に説明したんだけどな~。あまり真剣に聞いてくれてる雰囲気がない。後で「上手くいかなかった時に、全部自分の責任にならないかな?」なんか心配。そんな上司を見てると、上層部にはペコペコしているから嫌な感じだな~。
何故?この人が出世出来たか不思議だな?自ら積極的に部員ともコミュニケーションを取ろうともしないし、本当に大丈夫なのかな。
***このように新任で来られた上司のタイプを挙げてみました。この他にも色んなタイプの上司がいるとは思いますが、みんなそれぞれ、初めて上司に会ったイメージと言うのは違うと思うのです。ただ、最初の第一印象と違い半年程度一緒に働いてみると、改めて、新しい上司はこんなにいい人だったんだ!とか、えっ!何か最初の時よりもイメージダウンなんてこともあるので、鼻から決めつけない方がいいのは事実なんです。それと、今までの上司とそりが合わなかった人は、チャンスですね。キチンと新しい上司と向き合い良い人間関係が構築できれば、仕事にも前向きになれるし、やる気が倍増します。勿論、前任の上司と上手くやっていた人も、引き続き新しい上司とも上手くやっていけるように、新しい上司を良く観察する必要があります。***
で!で!新しい上司が着任していつも思う事があります。上司との距離感や先程も言いましたとおり、自分が最初に感じた第一印象を自分の頭の中でどう整理していくかなのです。
(自分が感じた第一印象)
自分が感じた第一印象って、そのまま当たっている場合もあります。それが、良い場合なら問題ないのですが、悪い場合は困ります。あ~やっぱりこんな人なんだ。やりづらいな~。となるのです。そうなると自然と上司との間に見えない壁と言うか溝と言うものを作ってしまいがちなのです。
その前に、一度、こう考えて欲しいのです。
◎上司に少し歩み寄って見る!
良い人間関係が構築出来るか?実験をして欲しいのです。歩み寄ると言っても、アプローチは人それぞれだと思います。
(1)今、抱えている仕事を材料に上司と会話をして見る。
(2)打ち合わせや外出時、嫌かもしれませんが、打ち合わせに同席してもらったり、外出時には同行してもらう。
そうやって、個別に上司と会話する機会を増やして見ることなんです。そうする事で、相手の考えている事や性格などを知る努力をして見て欲しいのです。(違った1面を発見できる可能性があるのです)
(上司との距離感)
第一印象が悪く、数か月間、仕事をして見ても、やっぱり最初の第一印象と同じだ!と思うと自然と上司との距離が離れていきます。そなると、相手も察してお互い遠ざけようとします。仕事も何となくやりづらいとか。何となく楽しくない。となるのです。先程も言ったように、完全に壁や溝が出来る前に、歩み寄って見て欲しいのです。
逆に新しい上司と上手くやっている人たちは、あまり近過ぎず、いい距離感で仕事を続けて欲しいのです。
但し、距離感=思い込みは禁物です!!
・「○○」の件なら自分と上司の関係なら特に上司に確認を取らなくても進めて大丈夫だろう。
・今日は、外出中で、そのまま直帰か!どうしよう相談したい事があるんだけど、今日中に方針を決めないといけないのに・・・携帯に電話したけど繋がらない。う~ん。まっ、いいか!「○○」の方向で仕事を進めよう。報告は事後報告にさせてもらおう。
と後日、上司に報告した所、勝手に判断した事や判断した内容が甘いと指摘されてしまった。事後報告でも上司は「OK」してくれるとばかり思っていたので、ある意味ショックだったし、自分を信じてももらえてなかったと、何故か、上司が嫌いになっていくのです。
「親しき中にも礼儀あり」でやっぱり、どんなに信頼されていると自分は思っていても、会社組織の中で働いている以上、筋を通す所は通さなければいけないのです。その筋を通さずに勝手に判断してしまった自分に反省するのではなく、上司に不信を持ってしまったことへの感情がいけないと気付かなければならないのです。距離感は本当に大事なんです。
「上司が交代した!天国と地獄」と言うテーマで今日は書いてきましたが、本当は地獄なんてないのです。あ~ここは地獄だ!と思う人がいたら、それは自ら作り出しているに過ぎないのです。
歩み寄って、普通にコミュニケーションが取れれば、自分に取ってあまり大きな負担にはならないはずなのです。仕事における意見の食い違いとかは別の話です。前向きにお客様や会社の事を考えて仕事をしていれば、上司との意見の食い違いは、出てきて当然なんです。それはそれで、納得するまで議論すればいいだけの話なのです。それが、会社だし、それが職場だし、それが上司、部下のあるべき姿なんです。
ただ、部下が歩み寄ったりコミュニケーションを取ろうとしても、それに応えてくれない上司がいます。又、上司が部下とのコミュニケーションを取ろうとしない人もいるのです。さらにはコミュニケーションは取るが好き嫌いがはっきり「顔」に出る上司もいるのです。これら問題がある上司が、一番、始末が悪いのです。
ですが!僕の経験から言えばそんな上司はいつまでも、居続けられることはないのです。必ず人事異動で交代していくか?とにかく、何故か?居なくなっていくのです。やはり問題のある上司と言うのは、社内に限らず関わっている人から見れば大半の人が声に出しませんが、「変」なのです。「変」と言う事は、一緒にいて安心出来ない。何か嫌な感じがするのです。だから手段はどうであれ、最終的には居なくなるのです。
でも、いつ、居なくなるの?と言われれば、少々時間を要する可能性があるのです。やっぱりあの上司は問題だ!と周囲に行きわたるまでには、時間が必要なのです。
それまで待てない!!
そんな時は、とにかく仕事を丁寧に一生懸命やって自分を磨いて下さい。そしていつでも転職出来る「力」を身に着けて欲しいのです。(特に何か資格やスキルを磨くと言うことではなく、どんな仕事でも時間の許す限り丁寧にやる事で、考える力、行動する力が養われていくのです)
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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