一生懸命仕事をしてくれているがんばり屋さんって、会社にはいると思うのです。そんな「がんばり屋さん」のことを今日は書いて見たいと思います。
一言でがんばり屋さんと言っても色んなタイプがいると思うのです。
・ちょっと気難しそうな人に見えても、お願いしたら仕事をちゃんとやってくれる。
・口数は少なくても仕事は黙々とやってくれる。
・不器用で少々仕事は遅いけど、仕事は一生懸命やってくれる。
・ミスや間違いを見つけて再度、修正をお願いしても、嫌な顔せず仕事をやってくれる。
・指示ミスで、最初から仕事のやり直しになっても嫌な顔せず仕事をやってくれる。
がんばり屋さんのタイプは違っても共通して言えるのは、最後まで与えられた仕事をしっかりやってくれると言うことです。
このような「がんばり屋さん」は、けっして派手さもなく、どちらかと言えばあまり目立たない存在かもしれませんが、会社に取っては必要不可欠な方なのです。
特に今の時代は、IT技術やAI技術が加速度的に発展して、今まで人が介在しなければならなかった事もITやAIで賄えるようになったのは事実なのですが、それでも、まだまだ、人が介在しなければならない部分も多数あるのです。それは花形な仕事よりもむしろ地味な仕事の方が沢山あると言っていいほどあるのです。そういう所で、活躍している「がんばり屋さん」は本当の意味で会社を支えている縁の下の力持ちだと思うのです。
俗に言う「いい会社」「悪い会社」とありますが、一方の「悪い会社」と言われている会社ほど、この「がんばり屋さん」を大切にしていないように見えるのです。
「悪い会社」の心理として・・・
・どうせ変わりはいくらでもいる。
・どうせ誰にでも出来る仕事だから。
・あまり重要な仕事ではないから。
と言うように、自分でやりもしないと言うかやった事ないのに軽く見ているのです。
会社の業績が悪くなり人員整理などが始まり、仮に「がんばり屋さん」が居なくなった途端に仕事がスムーズに流れなくなります。その時になって「がんばり屋さん」が事前準備や段取りを怠らずしっかりやっていたんだと関心させられるのです。これも「がんばり屋さん」が居なくなって初めて事の重大さに気付くのです。残念なんですが・・・・・
会社の業績が低迷する原因と言うのはいくつもの要因があるとは思いますが、僕は見ていて「がんばり屋さん」が減っていくと比例して、その会社はますます悪くなっていくように感じています。数字が証明している訳ではないのですが、物作りやサービスの「質の低下」と言うのは、そのような事が発端となっている気がするのです。
「企業は人なり」と言います。仕事の大小や内容ではなく、どんな仕事でも目の前にある仕事を丁寧にやり遂げる気持ちが大切で、「がんばり屋さん」と言われている人は、過去、色々な成功や失敗などの経験を糧としながら、いつも与えられた仕事に対して真摯に、そして丁寧にやり遂げることが、大切だと分かっていて、その積み重ねが今に至っているんだと思うのです。
普段はなかなかクローズアップされませんが、「がんばり屋さん」には感謝をもって接して上げて下さい。そして見守り続けて欲しいのです。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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