嫉妬(しっと)とは、自分より他人の方が優れている、あるいは自分より他人の方が愛されている、と言った「ねたみ」「ひがみ」「憎しみ」などの激しい感情です。家庭、学校や会社など様々な場面で起こっていることではないでしょうか?
今日は、その中でも会社に焦点をあてて嫉妬について考えてみたいと思います。
会社にいると相手からの嫉妬を受け仕事の上で「いじめ」「陰口」「妨害」などを受けた人もいるのではないでしょうか?
みんなが、向上心をもって前向きに「仕事」に取り組む! こういう精神状態であれば、自己啓発に努め、勉強をして自分自身を高めている時でいいのですが、何かのきっかけで、「もっともっと頑張らなきゃ」となっていく過程で過剰に自分を追い込んだり、人と比べて、自分はまだまだ足りない。「もっとやらなきゃ」と自分にプレッシャーをかける。これがさらにエスカレートしてくると、「上司があの人ばかりえこひいきしている。」「こんなに頑張っているのに何故評価されない。」「あの人は上手く上司にゴマすってるんだ」「後輩のくせに生意気だ」となる。
こんな時もありました。なんだかんだ言ってもみんな出世欲はあるものです。別に悪い事ではりません。出世したい本人が順調に出世できればいいのですが、世の中、人の評価とは曖昧で、思い通りになりません。今度は出世した人を逆恨みする。
この激しい感情の起伏が、「嫉妬」となって表面化するのです。
一度、嫉妬を持ってしまった人間はなかなか嫉妬の渦から逃れなくなり、社内では不満分子となるのです。 そうなると仕事に対してもどこか反抗的になり、嫉妬している対象者だけでなく、協力会社やお客様に対する態度にも不満の雰囲気を出してしまうのです。結構厄介なんです。
でもこういう不満分子も遅ればせながら出世はします。なぜなら出世とかに対しては今まで以上に貪欲になっており、上司には、物凄く気を遣うからです。 出世が叶い、心を改め、これからは会社の将来の発展の為、一層の努力をして行こう!となれば良いのですが、少なからず僕が見てきた中では、残念ながらそうならないのが現実でした。
僕も嫉妬された事があり、ずいぶん悩みました。 仕事上、関係なくなればいいのですが、そんな事はありません。
そんな中で、どうやって付き合っていくのがベターなのか。色々考えた結果、僕の取った行動は次のとおりでした。
1.仕事の時は細かい箇所まで積極的に説明し必要な都度打ち合わせを頻繁に行う。
2.仕事以外の時は極力距離を置く。
色々と試しましたが、行きついたのはこの2点でした。
最後に僕が見てきた嫉妬心で仕事をしている人の結末は「出世コースからは外れ、知らず知らず人が離れていく姿」でした。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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