潰れる会社の前触れ

会社

初めての記事なのに、いきなりこのタイトルは?と思うかもしれませんが、気分悪くしたらごめんなさい。

サラリーマン人生の中で残念ながら会社が潰れていく姿を僕は見てきました。会社の倒産は本当に悲劇しかありません。でもなんで?倒産するまで何も手を打たなかったのか?いや打てなかったのか疑問に思う事も多々ありました。

勿論、お金持ちの会社であれば、何をやっても大丈夫だったかもしれません。

でも、時代の流れが速い世の中で、もう絶対大丈夫なんて事は、もうないと考えてます。

それだけ、一人一人が決断し行動する機会も、益々増えると考え、ひとつの判断基準にしてもらえばと記事にしてみました。

僕が考える潰れそうな会社の前触れは3つあります。

1.社長の周囲がイエスマンばかり。

2.社内がマニュアル的で硬直化している。

3.時代の変化を感じ取れていない。

1.社長の周囲がイエスマンばかり。

会社の運営に対して本来なら少々意見が食い違っても、このままでは、まずいと思えばはっきりと物を言わなくてはならない立場の人がNO.2、NO.3と言われる俗に言う副社長や専務クラスの人たちである。

だが残念な会社ではマジで!と思ってしまうのですが、社長に対して意見・具申しているのは皆無。

逆に失敗や責任をその下の部下たちに擦り付けるような状況が横行しているのです。

最後の最後まで保身に走り、見ていると、本当に悲しい限りであります。

そういう立場の人のマインドを探るとほぼ同じなんです。「もうこのポジションが最後だから、後は次の世代が自由にやればいい。」と如何にも、しをらしい言葉をいいますが、そんな人に限って辞めない。(引退しない)

言っている事とやっている事がおかしい。でもこれが現実なんです。

2.社内がマニュアル的で硬直化している。

会社が踏ん張らなければならない時に、頑なに自分の部署の仕事領域から出ない。割り切る。空気を読めない。

例えば次のようなことです。

通常「A」という製品を製作するのにある部署では主要な部品を担当している。外注会社への依頼も含め全体の工程が30日間かかる部品。

厳しい市場環境の中で営業が注文を増やすために頑張って取ってきた仕事。但し、条件は短納期であったこと。全体的な工程を各部署3~4日程度、詰めれば何とかなるので、協力して欲しい旨の社内通達が出ているにも関わらず、協力に消極的な部署。結果は周りの部署の努力で納期は何とか間に合ったが、頑張った人たちから見れば、後味が悪く士気が落ちる結果となった。

3.時代の変化を感じ取れていない。

内はずーっとこのやり方でやってきたんだ!」と言って業務の見直しをしない。結構こういう会社多いんです。「いい所はそのまま残して、改善する所は直ぐにやろう」と不思議にならないのです。要するに決断をしたくない。もし失敗したらどうしようと考えてしまう責任者が結構多いのです。ましてや業務見直しにコスト(お金)がかかることなら尚更躊躇するのです。

そうなると「社長の考えは?」となり社長の意見を仰ぐようになる。ますます時間がかかる。まだ本当に仰げはいいが、結局、面倒になって、うやむやになる。

どうでしょうか!僕が今まで見てきた中で潰れる会社の前触れなんです。

まだ、表面化していないので、会社がヤバイことにはなっていないのですが、実はこの日々の積み重ねが、後になって響いてくるんです。会社危機が表面化した後なら、誰でも何とでも言えます。そうじゃなくて、この前触れを感じて、その時その時に的確な改善が出来るかにかかってくるのす。

じゃどうすればいいの?となる訳です。

僕はその時は、こうするしかないと思うんです。

1.主要な責任者を交代させる。

この1点しかないと思うんです。中々、大きな失敗もないのに人事をいじるのは非常に難しいですが、目に見えるような行動が社内的にもいい意味で刺激になると思います。何かしら営業成績など数値として出ればその時その時で判断は出来ると思いますが、前触れと言うのは未だ目に見えないものなので、そこに必要なのは「危機意識」を持って行動するしかないのです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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