部長として同じ部署を何年も任せられていると・・・

会社

「部長として同じ部署を何年も任せられていると」をテーマに今日は書いて見たいと思います。

部長として同じ部署を何年も任せられていると・・・「慣れ」「しがらみ」「好き嫌い」と言うような言葉が浮かんできます。

逆に同じ部署を何年も任せられていると言うことは、「信頼出来る人」だから会社も任せているんだとも解釈出来るのです。ましてや、中々、後任の人が育ってこなければ尚更なんですが、それでも・・・・・「慣れ」「しがらみ」「好き嫌い」と言った言葉がどうしても付きまとうのです。

多分誰しもそうだと思うのですが、部長就任当時は、「部の長として部員を纏めて行かなければならない。」「毎年、部として会社と決めた目標は達成しなければならない。」「これから先の数年後を見据えて新しい取り組みにもチャレンジしなければならない。」「自分自身も成長してさらに役員を目指していかなければならない。」など高い志をもって望んでいると思うのです。

ただ、時間と共にその高い志が少しづつ薄れていくのも確かなのです。日々の仕事に忙殺される!!→それは、部長としての仕事が多岐に渡っており、特に部員の教育などは、これからの会社を支えてくれる未来の幹部候補を育てると言う重要なミッションでもあるのです。又、いつも順風満帆と言う訳ではないので、様々な問題やトラブルにも部長と言う立場で時には陣頭に立って指示を出したり、関係各署と調整を図ったりしなければならない時があるのです。

どこかでリフレッシュ出来ればいいのですが、現在のような早いスピードで世の中が回っている状況では、なかなか気が休まることができないのも事実なのです。

そうなるとどうしても・・・・・

・あの仕事はあいつにやらせておけば安心だ。「慣れ」

・この仕事はいつも○○社にやってもらってるから安心だ。「しがらみ」

・人事評価か?「○○君は仕事は出来るが、普段の態度や口調がなぁ~。」「好き嫌い」

とちょっとしたことがキッカケとなって、「慣れ」「しがらみ」「好き嫌い」と言う言葉が言葉だけではなく、知らず知らずに実際の行動にも見え隠れするようになるのです。肉体的にも精神的にも疲れていると、どうしても思考が鈍くなるのは分かるのですが・・

そうなると周囲の人たちも少なからず敏感になってきます。「あの部長は、○○さんが好き、○○社が好き、○○のような報告が喜ばれる」など周りも気を遣いだすのです。今で言う「忖度」です。ただでさえ部長ですから、周囲は気を遣ってくるのですが、さらに気を遣うとなると、結果的にイエスマンが生まれてくるのです。

イエスマンが生まれてくると、部長の顔色ばかり気にするようになります。当の本人はと言うと、「気分はいいはずです」。みんな気を遣ってくれるので・・・・・

こうなるといい意味での緊張感ではなく、変な意味での緊張感が生まれ、部としての成長が止まってしまうケースが多いのです。

じゃどうやって打開していかなければいけないのか?・・・・と言うと・・・

やっぱり「自分自身」がどうしたいのか?なんです。常に問題意識を持って仕事に取り組んでいるか、ただそれだけなんです。その意識が薄れてくると、「慣れ」「しがらみ」「好き嫌い」と言う大きな波に呑まれてしまうんだと思うのです。部長と言う立場は精神的にも肉体的にも厳しいポジションですが、そこを乗り越えた人だけが次のステージにいける切符を手に入れることが出来るのも事実なのです。

今日のテーマ「部長として同じ部署を何年も任せられていると・・・」はいかがでしたか?簡単にあの部長はダメだ!と決めつけるには難しい立場なポジションなんです。ただ変に流されない為にも若い内から仕事に対する向き合い方を大切にしなければならないのです。謙虚にそして丁寧に仕事をする。これが大切な仕事との向き合い方であり、そのような気持ちで臨んでいるからこそ、色んなチャンスが回ってくると僕は思うのです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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