会社を辞めて行く人に対して、今までノロノロと仕事をしていた人が急に仕事をして辞めて行く人に最後の最後まで仕事を纏めさせようとする行動とその後・・・・

対人

今日のテーマなんですが、ちょっと長いのですが、このような事です。「会社を辞めて行く人がいます。その人は仕事が出来る人なんです。その人が辞める事になり、その人と一緒に仕事をやっていた人がいます。でも、一緒に仕事をしていた人は普段は催促しないと中々自分の仕事をしない人なのですが、その仕事が出来る人が辞めると聞いて、急に資料とか作成し、その辞める人に最後の最後まで仕事を纏めさせようとするのです。」そんな事を話してみたいと思います。

仕事が出来る人=リーダーシップがあり、周りに対する指示も的確、お客様・他部署などの調整も難なくこなす人っていると思うのです。一緒にやっている人はある意味、「楽」だし、ある意味「甘えている」部分があると思うのです。実際には「楽」とか「甘えている」と言う感覚はなくて、それが日常の中で意識せず「普通」の感覚となっているのです。

さて、そんな人が急に会社を退職するとどうなるでしょうか?

特に今まで「楽」して「甘えてきた」人はこう思うです・・・・

・あの人が辞めると●●の懸案が残るから早めに資料を作って辞める前までに調整してもらおう。

・あの人の仕事、誰が引き継ぐのかな?いずれにせよ、辞める直前まではあの人にやってもらわないと。

と、このような行動を起こすのです。特に今まで何も考えず人任せにしてきた人ほど、「あの人が辞めると自分に火の粉が降りてくる」と考えるのです。こんな防衛本能的な感覚だけはあるのです。

人間の卑しさ見たいのを垣間みる瞬間でもあるのです。自分の事しか考えていない象徴なのですが、本人からすれば、ある意味、必死なのです。

本来ならば辞めて行った後の事を考えながら、誰に引き継がれようが会社としても個人としても、しっかり対応していかなければならないのですが、どうも、このような考えには至ることなく、とにかく、自己中心的に考えてしまうようです。だから、その後、何も考えてこなかった人ほどと言うか、他人事のように捉えていた人ほど、問題が発生するのです。

その人がどのような形で仕事を取り纏めていたのか?どのような形でお客様・他部署などと調整したのか?

少しでも辞める前に聞く姿勢があれば少しは違うのですが・・・・・・

ただ、このような人はもともと深く考えていなので、残念ながら責任感と言うものがありません。

ですが・・・実は、仕事が出来る人が辞めると言うことは、残った人たちに取っては自分を変えるチャンスでもあるのです。

今までは、仕事が出来る人におんぶに抱っこだったのが、今からはある程度、自分も動かないといけない状況に必然となるからです。スピード感は違っても、そこでひとつひとつ勇気を持って対応していくと、自然に自信が付いてきますし、仕事に対する捉え方や考え方にも少しずつ変化が見られてくるのです。

逆に、後の事は後任者に任せればいいんだ!と今までどおりの姿勢であれば、月日を無意味に過ごすだけで、いずれは会社からお払い箱になってしまうのです。そうならい為にも、「今の仕事のやり方はこれでいいの?」と見直してみて下さい。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました