なるようになる??

対人

「なるようになる」「なるようにしかならない」と言う人たちがいますが、結末は決まってるんだから、何かをしてもしなくても結果は同じなんだよ。「はぁ~!」って!僕はいつも思ってました。今日はこのテーマで行きます。

仕事をしていると本当に相手のことや仕事の将来性を考えて丁寧に仕事をしている人たちがいます。そのような人たちは、常日頃から、自分に任されている仕事、自分が会社から与えられた仕事などを自分の中で咀嚼しながら作業をしています。そのひとつとして仕事の歴史や前任者たちのやり方はどうだったのかを振り返ったり、製品に対する理解度を深めたり、はたまたサービスに対する向き合い方を追求することで、今よりも、もっといい仕事が出来るようになろうと努力を惜しまないのです。

ただ、当の本人は、努力しているとは思っておらず、むしろ当たり前の事として淡々と自ら行動しているのです。

片や、「なるようになる」「なるようにしかならない」結果は同じなんだよ。と言う人たちも仕事は一生懸命やっているのです。別に、いい加減に雑な仕事をしてる訳ではないのです。「それなりに」やっているのです。

でも良く見て見ると、微妙に違いがあるのです。それは「問題意識」をもって取り組んでいるか?いないか?の違いなのです。ただ、両者とも意識していないケースが多いので分かりづらいのですが、問題意識を持っている人は、当たり前のように、もっといい仕事が出来るんじゃないか?相手に対して満足してもらえるだろうか?と考えながら仕事に向き合っているのです。

それでも各自担当している仕事の果はと言うと・・・・

両者とも大差がなく、ほぼ変わりません。

じゃ~やっぱり「なるようにしかならないんだ!」となるのですが、実はここに落とし穴があるのです。

・製品で言えば、小さいトラブルが起きる。

・サービスで言えば、お客様に対する応対が過不足なくしているつもりでも、お客様の捉え方は「??」となっていて、小さいかもしれませんが、不快な気分を味わせてしまっている。

・社内では、一言、伝えておけば、勘違いされずに仕事がスムーズに流れていたのに!と些細な事かもしれませんが、何かが抜けているケースがある。

このように、「なるようになる」「なるようにしかならない」と考えている人たちは、どこかで、注意力が散漫になっているケースが多いのです。

仕事を丁寧にやりながらも、常に問題意識を持って取り組んでいる人たちは、結果は同じであっても、製品トラブルはほぼ皆無であり、仮にトラブルが発生しても、その対処が迅速で大きな問題になりません。サービスに関してもそうです。普段からのお客様に対する気遣いも決して押し付ける事なく、自然体で応対しているのです。又、社内でのコミュニケーションも同様です。重要な部分はキチンと紙で伝えたりして、間違いのないように常に確認することを心掛けているのです。

いろんな意味で、丁寧な仕事ぶりと問題意識をもった行動が、周囲の人たちに、知らず知らずに「安心感」を植え付けているのだと思うのです。

そして、この「安心感」が「信頼」と言う目に見えない花を咲かせているんだと思うのです。

どうせ「なるようになる」「なるようにしかならない」と言っている人たちとの「差」って、見た目は、ほんの少しかもしれませんが、実際には物凄く大きいのです。

今日は僕が思っていたことを書いてみました。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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