嫌な人

会社

今日のテーマは「嫌な人」です。凄く難しいテーマです。何故かと言うと、嫌な人が自分の前から消えて欲しい。と思っていても職場には居る。なるべく「嫌な人」の事は考えないようにしようと思っていても中々、頭から離れる事が出来ない。本人に取ってはある意味辛い時間なんです。読んでください。

嫌な人の態度

・いつもネチネチと嫌味を言ってくる。

・半ばいじめのように徒党を組んで仲間外れをする。

・陰で自分の悪口を言われる。それを周りの人たちにある事ない事を色々と話すことで、みんなも自分を蔑んだ目でみるようになる。

・意地悪をされて仕事がなかなか進まない時がある。

・ワザとなのか?意識的にやっているのか?自分の仕事だけはどうも周りの動きが鈍いように感じる。

決して自分が何かその嫌な人に、気分を害する行動や発言をした覚えがないのに、いじめのような態度を取られると、本当に、精神的にまいってしまいます。

そして、自分の中で

・何か本当に自分が気分を害することをしてしまっただろうか?

と真剣に悩むようになります。

その事で、頭が一杯になり、プライベートな時間も含めて何度も何度も自分が受けている仕打ちが頭の中で思い返されてくるのです。

この辛い状況から抜け出すにはどうしたらいいのか?

1.仕事で周りを認めさせる。

とにかく仕事に集中して一生懸命やる。そうする事で周囲の人たちに認めてもらう。結果は後から付いてくるので、直ぐには状況は改善しません。でも自分自身に取っては仕事に集中することで、仕事に対するあらゆる能力が伸びていきます。

(あらゆる能力:仕事の理解度、段取り能力、観察力、洞察力、行動力、責任感など)

2.嫌な人に直接、話をして、その嫌な態度を改めてもらう。

嫌な人、本人に直接、自分の何が不満なのか?なんで、陰で色々言っているのか?直接本人に真意を確かめる行動です。嫌な人に直接、真意を確かめても、当の本人は、陰口や悪口を言っている感覚がないことが多いのです。

3.上司・先輩・同僚に相談してみる。

誰に相談するのかが?問題なのです。本当に「この人なら」と言う人がいればいいのですが、「この人なら」と自分が思えるような人がいないと感じたら、相談するのは止めた方がいいのです。安易に上司だからと言って相談しても「うやむや」になる可能性が高いからです。

これらの方法は、結果的に、どれもハードルが高く、勇気をもって行動を起こしても、状況が変わるかは分からないのです。逆に「火に油を注ぐ」ことにもなり兼ねないのです。結果として自分が起こした行動がいい方向に繋がった時は、少しは気分が楽になりますが、これまで受けてきた仕打ちは、中々、頭から消えることはないのです。

本当にどうしたらいいの?

「逃げる準備をして、逃げる」です。但し、それまでの間は目の前にある仕事は丁寧にやる事です。気持ちは分かりますが、何もかも嫌になって自暴自棄になって会社を直ぐに辞める事だけは避けて欲しいのです。

何故なら、まずはこれからの生活です。蓄えがあれば別ですが、蓄えもないのに、急に辞めて収入がなくなると、余計、嫌な奴のせいで自分はこうなってしまったんだ!と恨みが倍増します。それだけは避けて欲しいので、益々、嫌な人が頭から離れなくなるからです。(直ぐに辞めたい気持ちは分かりますが、ここだけは冷静に!!)

ただ、、、頭の中では、こう思うかもしれません!「そもそも何で会社を辞めなくちゃいけないの?自分は悪くないのに!」と・・・・・・仮に嫌な人が陰口や意地悪をしなくなっても、一度、傷ついた「心の傷」は直ぐに治ることはありません。その嫌な人を見るたびに「過去の嫌な思い出」が頭をよぎるのです。なかなか忘れる事はありません。

好きな仕事だから、この仕事を続けたい気持ちがある人もいるとは思いますが、それよりも大切にしてあげたいのが、自分自身の「心」です。嫌な人から離れる事で、少しずつ「心」が癒されるし、少しずつ頭の中から「嫌な思い出」が頭をよぎる回数も減ってくるのです。

心が癒されてくると元気も出て来ます。そうなると活力も蘇ってきます。新しい事に挑戦する勇気も出てくるのです。

会社を辞める事が「自分の負け」と思わないで欲しいのです。むしろ自分の新しい未来への最初の一歩と思って下さい。

嫌な人を良く見て下さい。そもそもそんな陰湿な人がいる会社が、今後も成長していくと思いますか?今はいいかもしれません。でも会社って小さなほころびが会社の運命を左右するケースも多々あるのです。

後は振り返らない。その会社を辞めたのは自分の成長の為と思って前に進んで下さい。「嫌な人」に、その時、その場所で受けた仕打ちや気分を害されたことも人それぞれなので、今日の内容に当てはまらないケースも多々あると思います。ましてやその後の自分の取った行動や考えも人それぞれだと思います。それだけ難しいテーマなのですが、今日は、僕の経験から参考になればと思って書いて見ました。非常に難しいテーマで考えさせられることが色々とありますが、又、別の機会に違う角度で書いてみたいと思います。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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