会社に入ると「何で、この人!管理職になれたんだろう?」と首をかしげてしまう事が多々あります。そんな管理職が自分の意見を言わないとどうなるのか?お話ししたいと思います。
自分の意見も言わない人がどうして管理職になれるのか?
(理由)
1.上司に対して一度も歯向かった事がない。
(上司から見れば可愛いと思われている)
2.会社の生え抜きとして長年会社に仕えてきた。
(長く会社にいてくれた=忠誠心があると思われている)
僕は思うのですが、まだまだ日本の会社では管理職になれる人の大半が、上述のような理由で占められているように思います。
特に中小零細企業では、その傾向が極端に強いように思います。何故なら、人事権は会社組織でありながら実質は、「社長」が握っているからです。
さて、このような管理職が誕生するとどうなるのか?
(運営)
1.日報や週報と言った管理目的の為の書類を部下たちに提出させようとする。
2.管理目的の為の会議などが増える。
3.新しい取り組みには消極的。
会社の業績はどうなる?
1.現状維持が精一杯。
(但し、如何にも仕事してます雰囲気作りは上手い)
2.業績が下降傾向に陥り易い。
(業界全体や時代の流れが良くない事を理由に挙げて責任を回避しようとする)
何かトラブルや問題が発生した時は?
1.問題は先送りにしようとする。
2.謝ることが苦手。
会社は最後はどうなる?
1.大企業であれば部署、事業部の規模縮小。(リストラ)
2.中小零細企業であれば会社の存続問題に発展する可能性が大。
今日は「管理職が自分の意見を言わないとどうなるのか?」と言うテーマで率直に書いて見ました。どうでしょうか?
僕は会社組織を見て来て思うことがあります。管理職になる上で自分が「もし管理職になったら、こんな事にチャレンジして社会に貢献していきたい」と言うような目標や想いを、日々の仕事の中から何かを感じて考えておく必要があると思うのです。勿論、その時々で目標や想いが変わっても、何ら問題ないので、このような思考を常に想い巡らせながら日々の仕事を大事に取り組んで欲しいと考えています。
仮に入社したが古い考えの会社で出世が見込めない。会社が良くなると考えて自分の上司に意見を述べたり、仕事に対する姿勢で周りの雰囲気を変えようと努力しても、中々、会社に対して響かない事が多々あると思います。でも、日々、将来の想いや問題意識的な思考を持ち続ける事で、自分の行動も無意識に良くなっていくはずなのです。結果的にそのような人たちはどこに行っても通用するのです。これホントです!
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
コメント