会社を辞めた後、少し時間が経ったくらいに勤めていた会社の同僚から突然、連絡あったりしませんか?
連絡後、懐かしさや何となくうれしさのあまり食事に行ったり飲みに行ったりしたのはいいけど、結局は長くは続かず。音信不通の自然消滅的な事ってありませんでしたか?今日は、そんな僕の体験を話して見たいと思います。
会社を辞めた直後は次のステップに向けて色々と多忙な時期でもあるし、転職先が決まって働きだしても、その会社に馴染むまで時間がかかるケースもあると思います。そんな中、どうも、会社に残っている人たちの心理から言うと、辞めた○○さんどうしてるだろう?いい転職先が見つかったのかな?今、どうしているのだろうか?と詮索したい欲求に駆られるみたいです。
何故、他人の事が気になるのか?
・自分も会社に不満があるが、会社を飛び出す自信がない。
・会社を辞めてハッピーに過ごしていたらどうしようと思ってしまう。
・いい会社に転職していたら、自分も転職してもいいかもと思ってしまう。
・結局の所、自分の今の立場と相手の立場を比較したいのです。
少々、悪意的ですが、会社を辞めてった人が、今よりも小さい会社に入っていたり、何か苦労したりしていると安心してしまうのです。はたまた、結婚していれば、その相手と離婚したりしているとさらに内心は喜んでしまうのです。
・やっぱり転職は甘くないよな。
・あいつも会社辞めなければ良かったんだと何故か内心は安心しながらも上から目線で考えている自分がいるのです。
ようするに、「人の不幸は蜜の味」なのです。
僕も以前、辞めた会社の先輩たちから電話を頂いたことがあります。
ちょうど、営業として日本全国飛び回っている時で、新幹線に乗っている時でした。

おっ!○○元気、ご無沙汰、今、何やってんの?

お久しぶりです。今、△■会社にいて、たまたま出張で新幹線の中です。

忙しいそうだな。
電話口から何人かの笑い声が聞こえてきて、「転職なんかするから余計大変なんだよ。」と聞こえてきました。

じゃまた!連絡するから、頑張れよ。
大きなお世話だと思いましたが、もう会社を辞めて数年経っているのに、突然電話がかかってきて、おそらく複数人で飲んでいて、ちょっと電話してみようや。となったんだと思います。
その後は当然ながら電話はかかってきません。冷やかしの電話だったんでしょう。
冷やかしの電話であれば、しない方がいいのに、ついついお酒の勢いで電話してしまったかもしれませんが、要するに自分と他人を比較したいのです。意味がないのに。ただ、総じて、そういう人たちは変に辞めていった人には執着します。執着する人はビックリするくらいしつこいんです。僕も見たことありますが、よくやるな。って感じです。(もっとやることがあるのに。。。と言いたいけど。)
さて、その先輩たちはと言うと、風の便りで聞けば、思うように出世出来ず後輩たちに抜かれた者、精神を病んでしまった者、転勤で地方に飛ばされた者とあまりいい話は聞かれませんでした。多分、その先輩方は辞めた人のことも気になることは、社内の人たちも気になるから気になり過ぎて自分を変な方向に追い込んでしまった結果なのかな~と思いました。
ちなみに僕は以前の会社の人との交流はほとんどありません。本当に仕事の事抜きで付き合える人ならいいのですが、中々そういう人はいません。だから僕はいつもこう考えています。もし、音信不通になったとしても縁があれば、どこかで又、出会う事もあるだろうと、その偶然の方がよっぽど楽しみだよね。と。自分の心の中でつぶやいています。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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