当事者意識

自分

当事者意識=自分が仕事(物事)に責任を持って関わっている意識があることです。

今日はこの当事者意識について考えてみたいと思います。

僕も若い頃、当事者意識を持って仕事に取り組んでいる方々と一緒に仕事をしながら勉強させてもらった経験が、本当に私生活の面も含めて、今でも役に立っています。

そんな当事者意識を持って取り組んでいる方々の行動は

ある仕事に対し責任を持って取り組むのは勿論の事、その先にいるお客様に対して本当に役に立っているか?又、将来的に発展性が見込めるか、常に考えながら仕事をしている。

関係先にはお客様に満足してもらう為に、丁寧な説明資料を配って仕事をしてもらうように促している。不明な点があれば個別に打ち合わせなどを行い理解を深めてもらう努力を惜しみなくしている。

この2点に僕は集約されていると考えています。詳しく説明していきます。

ある仕事に対し責任を持って取り組むのは勿論の事、その先にいるお客様に対して本当に役に立っているか?又、将来的に発展性が見込めるか、常に考えながら仕事をしている。

みんな誰しも与えられた仕事に対しては責任を持って取り組んでいる事は間違いないと思っています。

ただ、この当事者意識をもって取り組んでいる方々は一味違うのです。本人が仮に責任者じゃなくても、「この仕事でお客様にとって有意義だろうか?」「これをやっておけば、後々、少し変更したり改良したりしてもお客様は助かるはずだ!」と言う考えで仕事をしている事なんです。(ここではお客様を対象にしていますが、社内だったらこのシステムを導入すれば、みんな使い易く生産性も上がるし将来的にも拡張性を持たせているから助かると考えている)

・上司からの指示で仕事の範囲はここからあそこまでか。

・今回の仕事のプロジェクトリーダーは○○さんだから、もう俺の仕事は終わり。

・ここの部分の仕事は協力会社さんにお願いしているから大丈夫だろう。

と言うように自分で仕事の領域に線を引いたりしないのです。

関係先にはお客様に満足してもらう為に、丁寧な説明資料を配って仕事をしてもらうように促している。不明な点があれば個別に打ち合わせなどを行い理解を深めてもらう努力を惜しみなくしている。

仕事は決して一人だけでは成立しない。みんなの協力があって成り立っている事を十分理解しているんです。

仕事をしてもらう関係先から様々な質問が来ます。それを丁寧に対応しているんです。時にはお客様から言われていた要求事項が、ある理由で出来ない事が判明した場合でも、お客様と再度調整し、理解して頂いた上で一部仕事内容を変更させたりして柔軟に行動しているんです。結果的にみんな「安心」して仕事していることになっているのです。

仮に責任者ではなくても「こうしておくとお客様が助かると思うのでやっておきました!」「あの仕事、お客様の反応はどうでしたか?」と気にかけて取り組んでいるのです。

どうでしょうか?当事者意識のある方々と言うのは、このプロジェクトの仕事は契約上、ここまでだけど、お客様との関係はこれからも続くから大事にしていこうという思いが強いのです。

責任感以上の責任感を持っている人たちなんですね。(変な表現ですいません。要するに懐が深く、その時、その場でどこにポイントを置けばいいか、的確に判断出来る人)こういう人たちが将来、会社の中枢で活躍する人たちなんだなって思います。

こうして見ると当事者意識と言うのは、日々の仕事の積み重ねの中で養われていくものだと思っています。裏を返せばプライベートでも大切な意識だと思います。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました