会社を辞めて行った人の悪口・批判を言わない

対人

会社を辞めて行った人の悪口や批判をする人たちがいます。もう、その人は会社にいないのに。言っている本人は気付いてないかもしれませんが、自分で自分の首を絞めているのです。聞いて下さい。

会社を辞めて行った人の悪口や批判をある事ない事、社内に留まらず関係会社、お客様にベラベラとしゃべる人たちがいます。

その人に辞められて困ってしまうからなのか?それとも辞められることで、今までにない不安がよぎったのか?そこをよーく観察してみると妬みとか、羨望が混ざっているのです。

妬み

自分に媚びなかった奴が、あっさりと会社を辞めて行った。(何で?そんな簡単に会社を辞める事が出来るのか?もしかしたら他にいい会社が見つかったのか?と内心考えてしまう。)

・羨望

口には出しませんが本当は自分も会社を辞めたい気持ちがあって羨ましいと感じている。(いいな本当は自分もこんな会社辞めたいよ。会社の待遇面の不満を内心持っていて、辞めて行った人を羨ましく思ってしまう。)

おそらく会社を辞めて行った人の悪口・批判を言う人たちの心の中には、辞めて行った人の事をどこかで、昔から知らず知らずに意識していたんだと思うのです。

だから、自分を鼓舞させる為、又は、自分を強く見せる為、その裏返しとして、辞めて行った人の悪口・批判を言ってしまうのです。

悪口・批判を言う人たちの中には、一般の従業員のみならず、管理職や役員、はたまた社長さんまでいます。この悪口・批判の内容ですが、本当に?と耳を疑いたくなるくらい大袈裟に言うのです。社内の恥部まで曝け出すのです。

社内恥部とは?

ズバリ会社の内部事情を言っているケースが多いのです。あいつ「○○の事情で辞めたんですけど、ここだけの話」と!ここだけの話」がいわゆる会社の恥部なんです・・・・!!!!!

・給料が安く不満があって辞めたんですよ。

・もともと仕事が出来ない奴だったんで、自ら辞めたんですよ。

・上司とそりが合わなかったんですよ。

・上司とケンカして辞めたんですよ。

・生意気でいつも反抗的な態度をとっていたので、辞めてくれてよかったですよ。

・みんなあの人の事、嫌っていたので、辞めてくれて清々しましたよ。

・会社の批判ばかりしていたんで、半ば辞めさせられたようなもんですよ。

・あるプロジェクトに失敗して会社に損害を与えてしまって、会社に居られなくなったんですよ。

とまぁ~ある事ない事をべらべらと話していますが、聞いている人たちからすれば、額面通り話を受け取るよりも、「あなたの会社、そんな給料安いんだ!」「あなたの会社、あまり雰囲気良くないんだ!」「あなたの会社大丈夫?」と思ってしまう方が大きいのです。

◎もう一つ聞いている人たちからすれば、こう思っている場合があります。

「あの辞めた○○さんは良くやってくれてたのに、残念だな

だから、逆に辞めた人の悪口・批判を言う人を信じられないと感じる人も少なくないのです。ですが、もう辞めた人のことをいつまでも考えてもしょうがないと考えて、次の人に普通に期待しているのです。

そうなると、悪口・批判を言っている人たちに対して、聞いている人たちは当然ながら、「ただ単に悪口・批判を言いに来た訳じゃないよね。辞めた○○さん以上に仕事してくれるよね。そんだけ相手の事を言うのだから」と考えるようになるのです。

ここで、その期待に応えられずただ悪口・批判を言うだけなら、だんだんと相手の心象も悪くなっていきます。「この人、人の批判ばかりして中身が全然ないな。ましてや仕事に対して情熱とか感じられない・・本当にこれからこの人で大丈夫かな?」と思うようになるのです。そして少しずつ相手からの信用を失っていくのです。(まさに自分で自分の首を絞めていることになるのです)

もし、今日の「テーマ」を読んでくれて、「はっ!」「ヤバイ!」と感じた人は気を付けて欲しいのです。辞めた人には辞めた人しか分からない本当の理由があるのです。だからこそ、そっとしてあげて欲しいのです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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