嫌な奴がいて辛いけど踏ん張った先に得られるもの、見えてくるもの

自分

職場には本当に様々な出来事や発見があります。それと同時に楽しい事や辛い事も沢山あります。そんな中で今日のテーマである「嫌な奴がいて辛いけど踏ん張った先に得られるもの、見えてくるもの」について書いて見たいと思います。

自分の入りたかった会社に入社出来た!

大企業に入れた!

ベンチャー企業だけど裁量権はある凄くやりがいのある会社だ!

中小企業だけど技術力はあるし頑張るぞ!

と思って入っても、働いていると感じが悪いと言うか、嫌な奴が湧いてくるのです。そして、何が気に食わないのか分かりませんが、何故か自分に突っかかってくるのです。そうなると自分はその相手に対して何かしたかな~?と考えるようになります。なるべく意識しないようにと思っていても、嫌な奴の顔が頭から消えないのです。だんだんと会社に行くのが憂鬱になってくるのです。

ましてや、その嫌な奴が仕事出来る出来ないに関わらず職場の中では、発言力と言うかお山の大将的な存在だと、周りの取り巻き連中も自分に対する接し方が「雑」と言うか「いい加減」になります。それは失礼だろうと言う言葉さえも平気で言ってきます。

当然ながら、自分の心は折れてきます・・・会社にも行きたくなくなりますし、仕事にも集中出来なくなります。行き着くところ「もうこの会社辞めようかな?」と考えてしまうことが何度も何度も頭を過るのです。

ただ、会社を辞める事に躊躇する気持ちも微かにあるのです・・・

・このまま辞めたら嫌な奴の思う壺だ!

・せっかくこの会社に入ったのに、これで辞めたら何も残らない。

・悔しい、何とかしたい。

と小さな炎が自分の中で燃えているのです。

ここで「会社を辞めないで踏ん張ってみる」を決断した時です。今の自分には何が出来るのか?これからどうすればいいのか?考えていくとひとつの結論に達します・・・

1.簡単には嫌な奴、嫌な連中の事が頭から離れない。だからこそ、仕事以外では、極力、距離を置くしかない。具体的には・・・

(1)だらだら残業しないで、終業時間が来たらさっさと帰る。

・会社にいる時間は必要最低限にすれば会う確率が低くなる。

(2)職場での飲み会は忘年会とか必要最低限以外はなるべく避ける。

・嫌な奴が来なくても、嫌な奴を支持している奴がいたら面倒だし、嫌な奴の事が話題になるだけで苦痛だから。

(3)仕事は可能であれば自分で出来ることは自分でやる。誰かに頼む時は必要最低限。

・協力会社に依頼出来るなら積極的に依頼して、社内をなるべく使う事を避ける。

(4)とにかく分からない仕事でも勉強したり、嫌な奴とはあまり関わっていない人に聞いたりして何が何でも自分のモノにする。(=仕事を完遂させる)

・難しい仕事など覚えるのに時間がかかりますが、何とか自分のモノに出来れば、それが自分の中で、勇気や自信となって自分の武器に変わっていくのです。

このように「会社を辞めないで踏ん張ってみる」を選んだ場合、直ぐには結果が付いてきませんが、時が経つにつれて、徐々に自分に養われてくることがあります。それが先程言った勇気と自信なんです。

そうなると周囲の目が少しずつですが、気にならなくなります。でも、何度も言うように結果は直ぐには付いて来ないので、正直、ここまで、来るにはある意味、孤独や寂しさ、そして不安を感じる事もあります。

乗り越えた先には、幸せがあるのか?と言われれば「ない」かもしれません。ただ、ひとつ言えることは、自分の中にある恐れ見たいなモノが消えていることなんです。それと仕事に集中出来るようになります。そうなると仕事に対して時間の許す限り情熱を持って丁寧にしている自分がいるのです。嫌な奴を遠ざける為に、なるべく嫌な奴と距離を置くと決めたことが、結果的には「仕事が出来る」自分が生まれているのです。

もう一つ、身に付いているものがあります。何となくなんですが・・・「人を観察する能力と人を見た時に感じる肌感覚」のようなモノが備わっている気がするのです。

例えばこのような事です。

・もしかすると○○さんが管理職になると会社はあまりいい方向に向かない。とか。

・自分の会社だけど、このままでは○○を変えていかないとヤバイ。とか。

・あの人が会社辞めるのか、そうなると内の会社はヤバイな。とか。

と言うように別に占い師ではありませんが、これまで辛かった経験やどんな仕事でも情熱と丁寧さを持ってやってきた経験が、知らず知らずに「見る」「聞く」能力と肌感覚を敏感にしているのかもしれません。

さて、気にすることはないのですが、周囲の評価は?と言うと・・・嫌な奴らの自分に対する評価はともかく、それ以外の周囲の評価は徐々に変わってきます。簡単に言えば「仕事が出来る人」になっているのです。

当の自分は、と言うと、嫌な連中の事が少しずつですが、気にならなくなっています。それよりも、これから自分の身の振り方をどうするか?と言う事を考えるようになるのです。

・このまま会社に留まるか!

・転職をするか!

嫌な奴がいても、何とか踏ん張って会社に踏み止まったとしても、結果的に「会社を辞める」と判断することもあるのです。ただ、今までとは、全然気持ちが違うのです。前向きに会社を辞めることが出来るのです。

仮に会社を辞めて転職先での水が合わなくても、悲観することなく、今の置かれている立場や物事に理解をして明るく楽しくやろうと→いい方向に捉えられる事が出来るのです。

結局、「踏ん張った先に得られるもの、見えるもの」と言うのは、「何事にも前向きになれる勇気と観察力」を手に入れることが出来ると言うことなんだと、僕は思うのです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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