会社に居ると何故か「自分だけは大丈夫と思っている人」がいます。本当に人望もあって仕事が出来れば、そう思っていてもいいのかな?って思いますが、人望もあって仕事が出来る人は、鼻から「自分だけは大丈夫」なんて考えていないのです。今日は、このテーマで書いて見たいと思います。
自分だけは大丈夫と思っている人の根拠は次のとおりです。
「社長、役員、部長、課長などいわゆる上司に気に入られているから大丈夫と安心しているのです。」
確かに気に入られている部分もあるのです。
何故なら「命令された事は忠実にやるからです」上司に対する振る舞いは上手いのです。
さらには、何を勘違いしているのか?分かりませんが、「人望もある」と思っているのです。
確かに、親分肌的な所があるのです。根底には「俺は上司に気に入られている」だから、何か悩みがあれば「俺が聞いてやる。俺が上司に口聞いてやる」と思っているのです。
じゃ~実際に仕事振りはどうでしょうか?
・残念ながら口だけの人たちが多いのです。尚且つ、人任せ的な所もあって周りが振り回されている事が多いのです。
・仕事が出来る出来ないと分類した場合、仕事が出来ない分類に入るのです。
僕が今までに「自分だけは大丈夫」って思っている人を何人か見て来ましたが、概ね似ているのです。
さて、ここからは「会社って冷たい部分」なんですが、この「自分だけは大丈夫」と思っている人たちが、あっさり会社から切られていく場面です。
(*切られていくと言うのはクビと言うことではありません)
どんな場面で切られていくかと言うと。。。。。
1.会社自体の業績が悪くなった時
人の評価って、つくづく、いい加減なのです。今までは命令すれば「ハイハイ」と、いいように使っていた部下さえも、会社自体の業績が悪くなると、上司と言えども自分の保身の為に平気で今まで可愛がっていた部下やいいように使っていた部下さえも、ダメな部分を見つけて「あいつは調子いいだけで、仕事してない。仕事が出来ない。」と180度、評価が変わるのです。
2.昇進すると。。。。
今までのように口先だけでは通用しません。部下も統率しなければならないし、管理者としての責務を全うしなければなりません。ただ、人間っていうのは一度染みついた習慣から抜け出すのは並大抵ではありません。昇格してそれなりのポジションに就くと自分の考えや思いを計画として纏めていかなければなりません。そこには、裏を返せば会社をもっと成長させてもっと良くしたい!その為には会社を○○のように目指していきたい。と言うようなポリシーがなければ、昇進しても長続きはしないのです。
3.自滅
自分には人望があると思っていても、年を重ねていくうちに、周りもそれなりに仕事の経験を積んで経験値があがっていきます。そうなると、言葉には出しませんが、「あの人あまり仕事できないな。いつまで親分風吹かしてるんだよ。」と思うようになってきます。その空気を察してか、自分も頑張らなければ!となるのですが、今まで何となく仕事をしてきて、面倒くさい仕事は周りの人たちに振っていたツケがここでしっぺ返しとなって自分に降りかかってくるのです。いざ自分でやろう!と言っても中々、上手くいきません。その内、自分自身にプレッシャーをかけてしまい。会社にしがみつくだけの人間になっていくのです。
今日のテーマ「自分だけは大丈夫」と考えている人がいたら気を付けて下さい。本当にこのような結末が待っているのです。これを読んで「はっ!」気付いてくれたら、まだまだ取り返しがつきます。その時は、自分が働いてる意味や会社がどうすれば成長していくのかを考えて見て下さい。直ぐに回答を導き出せなくてもいいのです。問題意識を持つことが重要なのですから。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
コメント