仕事の考え方

自分

今日は僕なりの「仕事の考え方」についてお話したいと思います。

実はこの「仕事の考え方」ひとつで、与えられた仕事に対する結果が大きく変わるからです。さらに言えば、その後の会社人生にも大きく影響を与えるからです。

若い頃は、上司から「お~い○○君、○○さん」「この仕事は今回、君にお願いするから頑張ってくれ!」と言われた時。「よーし。上司から任された仕事だからやってやる!」となると思うのです。

これは自然な考え方です。一生懸命やることで仕事を通して様々経験を学べると思います。それはそれで自分たちの財産にもなります。

ただ、時が経つにつれて知識や経験も身に付いてきて仕事の進め方も個人の裁量で違ってきます。又、上司にもよりますが、全面的に任せるタイプと逐一仕事の進捗状況を報告してこないと気が済まないタイプがいます。いずれにせよ、周りが何と言おうと自分を持って仕事に取り組んでいかなければなりません。

この時に大事になってくるのが「仕事の考え方」なのです。

こう考えないで!

・会社の為、上司の期待に応える為、問題なく仕事を早く終わらせること。

こう考えて!

・人の為、社会の為、この仕事で必ず誰かの役にたっている。もしかすると海を越えて世界の人々の役にたっているかもしれない。

大きな仕事、小さな仕事と言うような仕事のスケールで比較しないで下さい。自分たちの仕事を良く考えて見て下さい。

例えば、健康飲料水を売っている販売員の人たち。

お客様はその飲料水を飲むことによって健康が保たれている。健康なことは心身を豊かにしてくれる。お客様は世界を股にかけた石油プラント設備の仕事を精力的にこなして社会に貢献している。

ここで考えて見て下さい。健康飲料水の販売員さんのお陰で健康が保たれてGOODな仕事が出来ている。これって間接的に世の為、人の為になっているのです。

例えば、車の部品(ネジ)を作っている人たち。

この部品(ネジ)がなければ車はトラブルを起こします。車部品の一つですが、無駄な部品はひとつもないのです。

この車は世界を駆け巡っている。過酷な砂漠の上を走って薬を運んでいるかもしれない。誰かの役にたっている。みんなの笑顔が見える。

こう考えると凄いロマンを感じますね。

こう「考え」ながら仕事をすると、自然に「もう少しこのあたりを改良しよう。そうすればお客様も助かるはずだ」「少し予算オーバーになるけど、会社には了解を取り付けるので、この仕事の仕上げを○○にして下さい」となるのです。

勿論、会社や上司又は、同僚たちにも睨まれることがあるかもしれません。でもどうでしょうか?自分としての仕事の満足感と言うか達成感は?絶対違うはずです。

お客様たちからは、この人に任せておけばとなるのです。

逆に、会社、上司の期待に応える為に仕事をするとどうなるでしょうか?正直「疲れる」だけです。常に会社、上司の評価を気にしながら仕事をしていると、本来の仕事は疎かになりやっつけ仕事になっているのです。自分自身は気付いていないだけなのです。

年を重ねる度に、「仕事の考え方」次第で、その仕事の完成度も大きく異なってきます。

又、備わって来る人間的な魅力も違ってくるのです。そのひとつが「謙虚さ」や「奥深さ」だと思います。特に仕事に迷っている時や悩んでいる時にはもう一度、独り「仕事の考え方」について考えて見て下さい。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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