僕は会社組織の在り方を見ていると、ここ数年、個人成果を重んじるようになって個人間で競争を激しく煽りそこから会社の業績を上げていこうとする考え方が多くなっていったように思います。僕は凄く不満を感じていました
何故?
個人間の競争を煽ることで本当に成功した会社はなかった。
人を使い捨てにするような会社に未来はなかった。
「企業は人なり」良く昔の先輩方々は言っていましたが、今でも本当に僕はそう思います。この「心」を忘れ成果主義に走らせ、人を使い捨てライターのように働かせてきた会社は結果的に使う方も疲れてしまい経営に行き詰まったり、事業の縮小を余儀なくされたり、最悪の場合は倒産した会社もあったと思います。現在でもこのような会社、俗に言うブラック企業は存在しているかも知れませんが、未来はありません。
日本の会社の強み!
本来、日本の会社の強みは連帯感があってみんなが知恵を絞りながらいいサービス、いい商品を提供することに存在意義があったんだと思います。だからこそ、世界的に見ても日本のサービスや商品を安心して購入する土壌が世界にも広がったんだと思います。
現在は?
短期利益の追求、合理的生産性の向上などに囚われ、会社の後輩たちにどんな形で襷を渡し会社の将来を託すと言う気持ちが薄れてしまったような気がします。
いい意味での継承まで捨てる時代?
もう古い考え方の人はいらない。どんどん新しいものを取り入れて成長していかなければならない。と、いかにも最もらしい事を言いながら、本当に昔のいい所まで捨てて継承しない。本当にもったいない事だと思います。そう言っている人たちも、もう少ししたら古い考え方の部類に入るのでは?と思ってしまいます。年を取るのはあっという間なんですから。
企業人として生きるには?
個人で独立して起業する人は別として、企業人として会社組織の中で働くからには、原点に返って連帯感を重んじ、みんなで知恵を絞って世界に対抗していく組織作りが一番だと思います。個人の成果主義ではなく、一蓮托生、いい時はみんなで笑い!悔しい時はみんなで泣く!それが日本の勝てる道だと思います。
原点に返る事で何があるの?
安心感と幸せです。
でも、組織の中には怠ける人も出てくるのでは?と考えますが、どんなに厳しい組織を作っても怠ける人は出てくるかもしれません。でもどうでしょうか?過去においてもそのような人たちは自ら身を引いたり、自ら変わって行ったように思います。
僕は本当に思います。もう一度、会社組織を考える帰路に来ているのではないかと言う事を。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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