言った本人からすれば、大したことないと考えても、言われた当人にすれば「凄く深刻に悩んでしまう」可能性があります。「言葉」とはそれだけ重いことなんです。
今日は、「言葉の重み」についてお伝えしたいと思います。
僕が20代のサラリーマン時代には、それこそ色んな言葉が飛び散っていました。
・バカヤロー
・何回言ったら分かるんだよ!
・会社辞めちまえ!
・なんだよ、せっかく誘ってやったのに付き合い悪いな!
・もう○○に仕事頼むな!使えねーから。
・そんな事も出来ないのかよ。頭、悪いな。
・お前なんかに教えてやらねーよ。
僕も、先輩から言われていました。
「そこまで言わなくてもいいのにと何回、心の中で叫んだことか」その時は、若かった事もあり、要領も悪く、本当に悩んでしまいました。家に帰ってきて悔しくて泣いた時もありました。そして真剣に会社を辞めようよ考えたものです。
言っている本人は、全然悪気が無いんですね。むしろ、お前たちの事を教育してやってやってるだと思っているんで、反省なんかはありません。又、これに輪をかけて最低な輩が出てきます。抵抗してこないことをいい事に、一緒になって「毒言葉」を吐く輩です。これまた、本当に最低です。
僕の知人でも、同じように若い時、まだ一人前に仕事が出来ない時だったので、先輩に教えてもらおうとお願いするのですが、「仕事が遅いだ。頭、悪いな。」とさんざんコケにされて、とうとう会社を退職し、そのトラウマから重い心の病気を患わってしまいました。
僕の後輩もそうでした。当時、僕は転勤していて状況が分からなかったのですが、先輩から酷い暴言を吐かれて、そのストレスが原因で、身体に影響が出て病気になり入院し、結局は会社を退職してしまいました。退職する前にお見舞いに言った時、悔しい涙を流しながら、僕に会社での出来事を話ししてくれたのを今でも覚えています。実は、この時ほど、部署は違っても僕がそばに入れば少しは、かばってあげられたのにと、今でも思い出してしまうことがあります。
こんな時、「なんか、回避する対処法があるか?」僕も悩んで良く考えたものです。会社を辞めてしまえば簡単ですが、でも、生活もあるし、そんな簡単には辞めることは出来ない。(多分みんな同じだと思うのです)そこで僕の取った行動は・・・・・
(1)とにかく、誰よりも仕事を覚えて周囲を認めさせること。
(2)言われても気持ちを強くもって、耐えること。
この2つを心に思いながら仕事をしていました。時間の経過と共に、仕事も先輩たちと同じレベルで出来るようになり、その内、毒言葉を吐かれることはなくなりました。
ただ、これに関しては、僕が取った行動を同じようにやってみて下さいとは言えません。
ひとつ言えるのは、もし毒言葉を吐かれる状況になって辛かったら、、、、、
1.信頼できる同僚、先輩、上司に相談して下さい。
2.外部の友達などに相談して下さい。
決して一人で抱え込まないで下さい。それでも、解決が見出せない状況であれば、会社を辞めることを考えるのもひとつの選択肢だと思っています。
僕の知人たちのように我慢した結果、心の病や身体的な病気を患ってしまったら、大変だからです。だからこそ、その前に回避して欲しいのです。
このように毒言葉を吐いていた人たちの末路はと言うと、人づてに聞いた話では、改心した人たちを除けば、病気になったり、会社からリストラを宣告されて途方にくれていったそうです。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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