私生活がそのまま職場での行動に現れる。逆もしかりで職場での態度がそのまま私生活に現れる。人間は不器用であっちでいい顔、こっちでいい顔なんて出来ない。だから本来の本性が注意していてもちょこちょこと出てしまうんです。
1.自分の住んでる部屋が汚い(ゴミ部屋)
会社では・・・整理整頓が出来ない。(ルーズ)
住んでいる部屋が汚い人は、会社では整理整頓が出来ない。スケジュール管理が出来ない。約束が守れない。・・・と言うようなことが見受けられます。
但し、仕事が出来る出来ないかは別です。部屋が汚い。会社ではルーズ=仕事が出来ない。ではないのです。
それでも、仕事が出来ると言われている人もあくまでも担当レベルまでのことです。役職になると別です。ボロが出て来ます。
役職=管理職になると当然ながら部下の管理や部の取り纏めをやる事になります。いつも順調とは限りません。むしろ突然のトラブルや思いもよらない事も起こる方が多いかもしれません。そんな中で管理職として纏めなくてはならいのです。
ボロが出るのはこの時です。上手くいかないことにイライラが募り、管理もいい加減です。仕事に対しても深く考えてこなかったので、面倒くさいって言う言葉が出てくるのです。まぁ~元々、生活面がルーズなので、それが表面化するだけなんで、本人自体は何も変わってないのです。
要は、担当レベルで上手くいっていたのは錯覚で、周りがサポートしていただけなんです。
だから管理職には不向きなのです。
2.家族に対して暴言を吐く
会社では・・・口の利き方を知らない。横柄な態度をとる。
これは聞いた話ですが、家族にはストレスからなのか?暴言を吐いたりしているのです。家族がいない場合はテレビやSNSを見てる途中で画面に向かって文句を言ったり、大声を出してわめいたりしているのです。職場では、挨拶もせずぶっきら棒に用件を言ったり、命令口調で物事を頼むのです。周りからしたら感じ悪い人間なのです。
3.笑わない
笑わないのです。(笑顔がない)おそらく自宅でもあんまり笑っていないな?と想像出来るのです。
何か不満を抱えてるのか?へらへらしていると人に舐められると考えているのか?笑わないのです。笑ったとしても愛想笑いで、どことなく顔が硬直していてぎこちないのです。
こんな人が仕事でサービス業についていると最悪です。サービス業は接客が大事ですが、顔は何となく笑顔を作っていても実際は目が笑ってないのです。だから直ぐに分かります。相手から見れば感じの悪い人と思っているはずなんです。
=どんなにいい商品や美味しい食事を提供していても、商品の魅力も食事の味も半減してしまうのです。と言うか二度と来ないと思わせてしまっているのです。
4.私生活で不満と言うか社会に対して不満をもっている
こんな人もやっかいです。私生活の不満を仕事にあたるのです。要は仕事は投げやりと言うかやっつけ仕事でいい加減なんです。丁寧さの欠片もないのです。一緒に仕事している人たちからしたら、不快でいい迷惑です。
「仕事が嫌なら会社辞めればいいじゃない」と思うのですが、こんな人に限って辞めないのです。不満をぶつけながら会社に居続けるのです。
こんな人がいる部署に新しい人が配属されたりすると、新しい人が、そんな人と仕事したくないと会社を逆に辞めてしまうのです。会社の魅力や将来性がないと感じてしまうのです。
いかかでしょうか?
人間は本当に不器用です。私生活でも職場でも内容の違いはあってもやってる事は同じなんです。
さらに言えば、私生活で、「別にいいや家族だから約束を守らなくても大丈夫だろう!」とか「あっそうだ休日の日に家の事でやらないといけない事があったけど、仕事で疲れているから、今日は止めよう!」とか言って来週に先延ばしをしている。こんな人たちは職場でも・・・同じような事をしているのです。
お客様と打ち合わせの約束しているのに・・・別の用事を入れているのを忘れていて、お客様に電話して当日に約束の日を延期してもらうとか。今日やらなきゃいけない仕事をまだ時間あるから明日やろうと先延ばしする。何も感じることなく平然とやるのです。
このように私生活が職場の鏡であり、職場が私生活の鏡でもあるのです。見る人が見たら職場での態度でその人の私生活もある程度、想像出来てしまうのです。
最後にこんな人が職場にいたらどうすればいいのか?
一つだけ方法があるのです。少々荒療治ですが、仕事を与えない事なんです。本人に考える時間をたっぷりと与えてあげることなんです。
そうなるとどうなるかと言えば?(だいたい二通りに分かれます)
1.不安になる。何で仕事が回って来ないんだろう?と思うよになり、自分なりにこれまでの事を考えるようになるのです。一週間続けて見て下さい。その後に改めて仕事を与えて見て下さい。仕事がある喜びで一生懸命やるようになるのです。(ただ時間の経過とともに又、元に戻ってしまうこともありますが)
2.不満と言うかイライラがさらに募って職場での態度がさらに酷くなったり、別に仕事が回って来なくても何も感じないんです。又、あるいは、切れて会社を辞めて行く場合もあるのです。これは稀で、大概、意地となって何としても会社に居続けようとなるのです。会社に宿る寄生虫の誕生となるのです。参った参ったですが、実は会社を定年退職しても不満を持っている人はそのまま一生引きずっていくのです。
何で一生引きずっているかと言うと?老人ホームで働くと分かります。介護士にトイレ介助や食事介助をしてもらっていても、ちょっとでもその介助が気に入らなければ「ムッ」としてお礼も言わない。むしろ「あ~しろ、こ~しろ」「あれやれ、これやれ」と無理な指示を出すのです。まぁ~金払ってるんだから「そのくらいやって当たり前」と言うくらいしか考えていないのかもしれません。逆に、これまで人生いろいろあったかもしれませんが、介護士が何かやってあげると必ず「ありがとう」と言ってくれる人は、人相を見ても分かります。優しい和やかな顔をしているのです。
文句をいう人の人相はと言うと眉間にしわを寄せて難しい顔をしているのです。あ~これまでの人生、不満を抱えながら生きてきて、その不満を消化出来ていないんだな~ってことが分かります。だから話していてもとげとげしいと言うか、不満を誰かにぶつけてやりたいような話し方をするのです。これ本当なんです。
怖いですよ。死ぬまで不満を持ち続けるんですから。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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