何故か頭はいいのに仕事を難しく考えてしまう人

仕事

何故か「頭はいいのに」仕事をややこしくしてしまうと言うかつまらなくしてしまう人がいます。どうしてなんでしょうか?

そのような人たちを見ているといくつかの共通点があります。

1.真面目

2.せっかち

3.人の話を聞かない

4.仕事を1+1=2と考えている

5.自分が望んでいる結果に強引にもっていこうとする

どうでしょうか?ここで、「3」の人の話を聞かないのも問題なんですが、一番の問題は「4」と「5」なんです。今日はこの2点について書いていきます。

まずは「4.仕事を1+1=2と考えている」

例えば・・・お客様との会話の中で

お客様ですから色んな要求をしてきます。

「この自動翻訳機能が欲しい!また会話機能も違和感なくスムーズに会話が出来たら嬉しい!どうかな?出来る?」

頭がいい人は、その場で直ぐに結論付けをしてしまって

「それは難しいです。出来ません。これしか方法はありません。」

と一線を引いて、回答をするのです。

結果的にはそうかもしれません。

ただお客様からすれば、無理言っているのは分かるけど少しは検討してみて欲しいけど、その場でNGかよ。なんかな~この人冷めてるな~と言う印象を持たれてしまうのです。

要するに可愛げがないのです。

片や、可愛げある人と言うのは、無茶な要求でも一旦は受けて会社に持ち帰り、後日、回答するようにするんです。

ただ、回答はと言うと頭がいい人がその場で言った方法なのです。それでもお客様からすれば「検討してくれたんだ!」と結果はどうであれ気分はいいのです。

面倒くさいな~と思っても、人ってそんな所で、この人はいい。この人は冷たい。と評価していくのです。

別にお客様じゃなくてもそうです。協力会社や関係部署に対してもあっさりと「出来ない。無理。このやり方しかない。」と言われるよりも「う~ん難しい。頭痛い。無理かもしれないけど、ここまでなら出来るかもしれない?少し検討させて」と言うように、何とかしようともがきながら話をしてくれると相手から見ても感じがいいのです。

結果は同じでも、このような仕事ぶりの積み重ねが1+1=2ではなく、3にも4にもなるような可能性が出てくるのです。

えっ!そんな馬鹿な?と思うかもしれませんが、本当にそうなる可能性があるのです。やり方、見方、使い方、考え方・・・こんな所を変えてみるだけで、結果がガラッと変わる可能性があるのです。但しこれは、お客様も含めてみんなが協力して知恵を絞ってくれた結果でもあるのです。

ここが仕事の面白味なのです。

この面白味を感じる事なく1+1=2と割り切ってしまう人はある意味、仕事においては損をしてしまっているのです。

すべては人の気持ち次第と言うことなんです。

次に「5.自分が望んでいる結果に強引にもっていこうとする」

仕事は誰でもパッパッと片付けて早く終わりにしたいもんです。でも仕事ってやっている途中でハプニングがあります。

お客様が体調を崩して休んでいて、出来上がった仕事の確認をしてもらえないとか。

・協力会社に発注した品物が納期どおり入ってこないとか。

・急遽、要求したものに変更が出て一からやり直すことになってしまったとか。

と色々あるんです。そうなると当の本人は自分の思い通りにいかずイライラしてくるのです。

それでも、仕事を早く終わらそうとするのです。それも強引に!

傍から見ていると、雑と言うか乱暴と言うかこれでいいの?って言っていいぐらいの内容で纏めていくのです。

やっりぱなしな仕事なんです。

仕事と言うのは本当は終わりがないんです。ひとつひとつの積み重ねなので、必ず、次に繋がってくるから仕事は常に丁寧にしないといけないのですが、もう頭の中は早く仕事を終わらせたいという事しかないんです。

このように、頭がいい人は、先に答えを導きだしてから仕事をしようとするので、途中でハプニングが起きるとイライラするのです。又、一緒に仕事をしている人も、「本当は仕事をしている途中で、軌道修正したい。何故ならこっちの方法がいい」と考えた時でも、中々、そのような人に話しずらく、結局、最初から決めたとおり淡々と仕事をするしかなくなるのです。

みんなそんな人と仕事をすると仕事の面白味がないので楽しくないのです。

要は、仕事に遊びがないのです。

お客様もそうです。一度、注文を出した案件でもこのくらいならサービスでやってくれないかな?とか、このくらいなら追加しても大丈夫だよね。と考えていても、話しかけ易い雰囲気がないので、何となくそのまま仕事を進めてしまうケースもあるのです。お客様なのに・・・

頭のいい人は、知らず知らずにバリアを作ってしまっていて、周囲からは取っ付きにくい人になっているのです。でも変な話ですが、仕事は淡々と進みます。何故なら、この人と仕事しても面白くないから仕事を早く片付けよう!となるのです。

お客様もなるべくこの人とは仕事したくないとなっていきます。自然とお付き合いも薄くなっていくのです。

当の本人は何にも感じていないと言うか空気を読めていないので、目の前の仕事をいつもどおり淡々としているのです。

このような人は、定年までスタイルが変わりません。ただ、定年まで同じ会社に残っていられたらいいのですが、大抵の場合、会社からどんな形であれ、居なくなっている場合が大半なのです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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