会社で主任、係長、課長、部長・・・と役付きになっていっても人を使えない人は使えないのです。なんでなのか?その理由を書いていきます。
役付きになっても何故?人を使えないのか?
1.会社の在り方、会社の将来像を描いていない。
2.会社にある理念、理想を理解していない。
まずは、この2つが欠けている人は人を使えていないのです。
この2つは、会社を運営そして発展させていく上で、最も大切な根幹なのです。
この根幹があるかないかで、部下への指示も違ってきます。
根幹をもっている人
・指示が的確
根幹をもっていない人
・指示が曖昧
これは何が言いたいかと言うと?
普段の上司と部下のやり取りでは、根幹をもっている人、もっていない人に限らず、そんなに目立ちませんが、例えば、重要な判断、重大な問題があった時の決断に、大きな差が出るのです。
それは・・根幹を持っていない人は重大な局面になると判断や決断が出来ないのです。
これは本当です。判断や決断を出来ない人に限って自分の上司や所管する役員に判断や決断を求めるのです。
逆に重大な局面で判断や決断が出来る人は、根幹をもっているので・・・
・会社の理念や理想に外れてないか?
・会社の利益に繋がるのだろうか?
頭の中で何度も何度も思考しながら、その時その時で最適な判断や決断が出来るのです。根幹をしっかり持っているので、その判断や決断がおかしなことにはならないのです。要するにブレないのです。勿論、その判断や決断が上手くいかない場合もありますが、しっかり自分で考えて実行しているので、その後のリカバリーもしっかり出来るのです。
そもそも、判断や決断する上で、根幹が必要と気付くのは、若い時から積極的に色んな経験を積んでいく中で、怒られたり、褒められたり、泣いたり、笑ったり、悩んだり、苦しんだり・・すると思うのです。その時に、自分なりに疑問に思ったり自分なりに勉強したりして咀嚼することで、ひとつひとつの事を乗り越えていくのです。このひとつひとつの事に対して乗り越えた人が最適な判断や決断が出来るのです。(会社に入るとこの繰り返しなんですけどね)
だから、日々の過ごし方が大事になってくるのです。年齢を重ねれば身に付くものでもないのです。
これとは逆に、何か問題に直面した時に、自分では上手く逃げてきた人と言うか立ち回ってきた人は後々にその人の人間性が分かると言うか本質が分かるのです。
本当に?と思うかもしれませんが、本当です。年を重ねるごとに如実にその差が生まれてきます。まだ、若ければ配置転換などで再教育をすることも可能だと会社側は判断しますが、40代以上になると、もう再教育しても難しいと判断されてしまうので、人事整理の対象人物となっていくのです。
これが人を使えない人の実態なのです。本当に自分次第なんです。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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