会社にいると何故か?いつも遅くまで残業をしている人がいます。そんな人たちの事を今日は書いていきます。
素朴な質問!何で残業するの?
1.仕事が溜まっている
日中はどうしても会議や打ち合わせなどで時間を取られてしまい自分の抱えている仕事が出来ないので、どうしても定時後に自分の仕事をやるしかない。それが慢性的になってしまっている。
2.性格的に片付けられない
さっさと次から次へと仕事を裁くことが苦手。集中力が続かない。
3.残業代を見越して、意識的に仕事を残業が認められている時間でやる
残業代を生活給のひとつと考えている。
4.承認欲求が強い
残業をしている事で、「あの人はいつも遅くまで仕事頑張っている」と思われたい。又、遅くまでいつも仕事しているイメージを周りのスタッフに植え付けさせることで、自分の仕事をやりやすくしようとしている。みんな同情してくれるのを期待している。
残業する理由としては、だいたいこの4項目に収まると思います。それぞれ深堀していきます。
「1」の仕事が溜まっている
傍から見たら、何で、だらだらと仕事しているの?と思うかもしれませんが、結果的にだらだらとなっているケースが多いのです。このケースは仕事が出来る人が陥りやすいのです。普段から寝食も忘れてバリバリ仕事していると、いつのまにか?夜遅くまで仕事することが当たり前となっているのです。そしてだんだんと仕事に対するメリハリがなくなり、「自分はこんだけ頑張ってるのに!」と誰かと比較したり、会社の不満を言うようになるのです。
「2」の性格的に片付けられない
仕事が出来る出来ないとかの問題ではなく、本当に片付けるのが苦手で、仕事に対する集中力も続かない人がいるのです。残業している姿を見ていても分かります。集中力が途切れ途切れなので、途中で誰かとたわいのない話をしたり、少し席を外して、他の所で、誰かと話していたりするのです。このような人の中には、約束を守れなかったりする人もいるのです。でも本人は約束を破ってもケロッとしているのです。又、大抵の場合、このような人は若い時からの自分のリズムになっているので、自分の意志で直そうとしないのです。だから年齢を重ねて、立場が変わっても同じような仕事のルーチンでやっているのです。
「3」残業代を見越して、意識的に仕事を残業が認められている時間でやる
残業代が認められている内は、自分の権利と思って残業代上限まで必ず残業をするのです。その為には、残業をする理由も必要です。その理由(屁理屈)も用意して認めさせているのです。例えば、提案書を作成するのに昔の資料が必要だけど、アシスタントに頼んでも難しいので、自分でやるしかない。見積書を作るのに競合他社の動向などを調べてからではないと作れない。だから時間がかかる。と言うように、もっともらしい理由を並べて残業をするのです。でも、その理由は本当で真面目に仕事しているんじゃないの?と見て取れますが、本性が分かるのは、会社の業績不振とかで残業代がカットとなる時に分かるのです。本当に仕事しているなら、どうしてもやらなきゃいけない時は残業代が出る出ないに関わらずやるのが、プロとしての仕事ぶりなんですが、残業代のカットが始まった瞬間に定時が来たらさっさと帰宅しているのです。と言っても仕事自体は遅れていることはないんです。なんだよ、残業しなくても仕事出来るんじゃないとなるのです。
「4」承認要求が強い。
自分の仕事をスムーズに出来る環境を作る為、あえて遅くまで残業をするのです。遅くまで仕事をしていると他にも遅くまで仕事している人がいて、そこで仲間意識と連帯感みたいなものが芽生えるのです。そうなると自分の仕事を頼みやすくなったり、アノ人はいつも遅くまで仕事していて頑張っているなと仕事内容を確認もせず遅くまで仕事している事を理由に評価する人も出てくるのです。本人もそんな評価をまんざらでもなく受け止めます。そして、本人の中では遅くまで仕事する=仕事の評価もあがると勘違いし、変な承認欲求へとなっていくのです。ただ、遅くまで残業していると評価されるのは、ほんの一時なんです。このような人に限って、いざ仕事内容を見てみると「えっ!こんな仕事で残業しているの?」となり、逆に評価が駄々下がりとなるのです。結果、アノ人は無駄に残業していると、ダメ出しのレッテルを貼られてしまうのです。
僕が見て来たタイプ別「だらだらと残業している人」の本当の姿なんです。仮にこの人たちに助言として「もう少しメリハリのある仕事をしたら」と言っても、聞く耳をもってくれません。何故なら、当人たちは残業をすることに「苦」と思っていないからです。むしろこれが当人たちの仕事のスタイルとなっているのです。
別に深く考えもせず、今までやってきたスタイルが自然と身体に染みついている内は、何の疑問にも思っていないので、仕事のやり方を見直す訳はありません。自分たちの意識の中で「このままじゃまずい」「このままでいいのか」「何かおかしい」と思わない限り自分を変えると言うか、仕事のやり方を見直してみようと言う意識にはたどり着かないのです。それは、年を重ねても同じです。
最後は、残念ですが、「だらだらと残業をしている人」は、会社の「お荷物」となってしまっているのです。
今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
今日も一日良い日でありますように。
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