変な人だよな。ヤバイなこの人。と内心、思っていても、口には出せない。

対人

仕事をしていると変だよ。ヤバイよ。と内心思っていても、その人に対して口に出せない事ってあると思うのです。今日は悩ましいテーマで書いて見たいと思います。

変だな~。ヤバイな~。って言う人がいても、職場内では意外と発言力があったり、威張っていたりして、周囲も何だかんだ言って、見過ごしている事が多いと思うのです。

でも、変だな~ヤバイな~と言う人を見てると・・・

・気遣いが出来ない。

・自分の主張を押し通そうとする。

・人の意見を聞かない。

・自分より立場が上の人には、愛想の良い顔をする。

・自分より立場が下の人には、見下す態度がありあり

・話が長い。話が長いのに、何が言いたいのか分からない。

・普段から物静かなのに、いざ口を開くとえっ!今、それを言う!ってことがある。

・思い込みが激しい。

・管理職なのに会社の将来性とかを考えていない。

・表には出さないけど好き嫌いが多い。

このように、人間的にも、ちょっと?と思うのです。

もし、面と向かって、「ちょっとおかしいですよ。」と言ったらどうなのるのか?

・無視される。

・周囲にあることないこと言われる。

・重要な会議などがある場合など、事前に準備しなければならい資料がある事を教えてもらえない。

・自分がミスしたり、自分が作成した資料の中に意味不明な点や誤字などがあると重箱の隅を突いたように厳しい指摘を受ける。

と、本人の為と思って忠告した言葉は、当の本人からすれば、文句や自分に対する批判にしか聞こえないのです。「あいつは敵だ!」となるのです。

もし面と向かって言えば、こうなる事は薄々感じるので、みんな「変」「ヤバイ」と持っていても口を閉ざすのです。そして、不思議な事に、今までは「変」「ヤバイ」と思っていた人たちの中から、そう思わなくなる人たちが出てくるのです。

逆に、「変」「ヤバイ」と言う人に感化されてしまうと言うか同調していくのです。はたまた、どうでもよくなってしまうのです。

こうなると、職場内がどんどん硬直化していきます。それぞれが、言われた事だけを淡々とこなし、帰宅時間がくれば早々に帰宅する。又は、残業代を稼ぐ為にだらだらと時間をかけて仕事をするようになっていくのです。

そうやって問題意識が薄れていくのです・・・・・

ここで発言力がある変な人、ヤバイ人たちが出世していくとどうなるか?

どんどん増長していきます。今度は肩書を盾にますます傲慢になってくるのです。そんな態度は社内だけでは留まらず社外(お客様、協力会社)にも影響を及ぼします。

・社外でもいつもあっている人にも、誇らしげに名刺を配るのです。

・何かに付けて肩書で話そうとします。

・話は以前と変わらずだらだらと纏まりのない会話に終始する始末なのです

でもこのまま放置していたら・・・・と思ってもやっぱり口に出す事は出来ません。火中の栗は誰も拾いたくないのです。当たり前ですが・・・・・

ただ、ひとつの分岐点を迎えた時に変わるのです。それは、、、、残念な現象なのですが・・・

・業績が落ち込んで尚且つ、明るい見通しがない場合に起きるのです。

業績が落ち込んでくると、仕事量も当然ながら落ち込みます。朝、出社しても「今日、何しようかな?」と言う時だってあるのです。

そうなって初めて、危機案を感じてくるのです。それでも感じない人もいます。ただ、そんな人でも、残業代カット、ボーナスカットとなれば、尻に火が付いてくるのです。

業績が落ちたのは、あいつがいけないんだ!いつも偉そうな事を言いやがって!と今まで溜まっていた鬱憤みたいなものが、感情として、こみ上がってくるのです。但し、自分たちも、そこに流されてしまった反省があればいいのですが、そうはならず、結局、犯人捜しで終わってしまうのです。

***流されてしまった日々の中で、仕事に対する問題意識や危機感というものが、遠く離れてしまっているのです。その間にも知らず知らずに会社の体力はどんどん落ちていることすら気付かなくなっているのです。***

会社の体力とは?

・商品やサービスの品質の低下

・新しい事にチャレンジする意欲や思考

今まで、問題意識もなく流された中で仕事をしていると、必然的に楽な方、楽な方に考えや行動も自然と動くようになるので、頭の中では「もう変えなきゃ!」「このままでいいのだろうか?」と考えがよぎっても、中々、実際には身体は動かないし、むしろ、そのままの状態が続いてしまうのです。

もしかすると、業績が落ちても、少し我慢すれば、又、業績も回復してくるよと楽観的に考えているのかもしれません。又、犯人捜しが終わって、犯人とされた人を交代させれば、問題解決と考えてしまっているのかもしれません。これが、まさしく負のループだと思うのです。

たとえ、そうならない為にも、「変」「ヤバイ」と言う人に勇気を持って忠告したら、本人の意識も変わり、会社自身もいい方向に向かうのか?と言えば、現実はあまり変わらないし、直ちに会社が好転することもないのです。

じゃ~どうすれば?と言えば・・・

1.職場の中を日頃から何でも言い合えるような雰囲気作りに徹する。

2.仕事がマンネリ化しないように担当業務を見直す。

3.管理職クラスも3~5年の間隔で移動をさせる。

と言うように日々の中で、常にいい流れを作る努力をしていくしかないのです。

さて、今日のテーマ「変な人だよな。ヤバイなこの人。と内心、思っていても、口には出せない。」と言う事で書いてきましたが、僕の経験上、何か上手く打開できる手段はないのか?と、考えてきましたが、現実問題として有効的で即効性のある手段はないと言うのが僕の結論なんです。むしろ、そのような人を生まない為にも、日頃から予防保全をしていくしかないのです。

本当に悩ましい事ですが、みなさんはどう思いますか?

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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