職場環境

会社

職場環境で会社の良し悪しが決まると言っても過言じゃないような気がします。それではどのような職場が理想なのか?今日は、職場環境について書いて見たいと思います。

理想な職場環境

・明るく楽しく風通しのいい職場

おそらく理想の職場ってこれしかないんだと思うのです。これにどうやって近づけていくかはみんなのある意味、努力と言うか思いやりみたいなのが必要なのかもしれません。

これを考えるとストレスが溜まるな~って言う人がいますが、職場ってそういう所なんだと思います。

職場と言ってもその時、その場所で自分の置かれているその時の立場もあります。新入社員として、出向者として、転勤者として、転職者として、管理職として、部署の移動として、管理職に昇格しての移動としてetc・・・・

いざ、その職場に入ってみると・・・・

「何か嫌な感じ」

「おっ楽しそうな感じ」

「何か気難しい感じ」

「物静かな感じ」

「おっにぎやかな感じ」

「元気な人が多いな」

「あの人は癖がありあそうだな」

「なんだあの人は、いきなり、つっかかってくるな」

「あっなんか、この人、いい人ぽっい」

と最初の感じ方や雰囲気は様々ですが、そうなると自分もどんな感じで入っていけばいいかと?と考えながら、こんな感じで、まずは入っていこうと・・・・・考えたりしてしまうのです。

「あまり目立たなくしよう」

「やりたいようにやらしてもらおう」

「楽しくやろう」

「あの人は要注意だから、気を付けよう」

「まぁ自分のペースでやろう」

と手探り状態で職場に慣れようとします。

これが1か月、2か月、3か月・・・と経つにつれて、職場にも慣れてくると

「あ~この人はこんな感じの人なんだ」

「職場の本当の雰囲気って、こんな感じなんだ」

と本来の職場の雰囲気が初めて見えてきます。

ここで、「あ~なんだ、いい職場じゃん」と思えば「安心」で問題はないのですが、これが、「うっ、息が詰まりそう」「何だか雰囲気悪いな」「あの人、嫌な人だな~」となると、憂鬱な気分になります。

多分、まだ、何も染まってない僕が雰囲気悪いと感じているんだから、絶対に周りの人も同じような感覚をもっていると思うのですが、誰も本音は言えません。まぁ当たり前かと、波風を立てたくないからみんな黙々と仕事をしているのです。さて、それで、良く観察してみると次のような原因があるのです。

1.「上司の人間性」

言葉が悪いのですが無能な上司がいると職場の雰囲気が直ぐ悪くなります。部下はミスをするとみんなの前で罵倒する。上司が出世意欲の塊で、仕事が遅い、評価が低い部下に対しては徹底的に批判するのです。

結果的に余計な私語は職場から消え、上司のターゲットにならないようにみんな淡々と仕事をするのです。

2.「職場で毒を吐く人の影響」

個人のプライベートに対してズカズカと聞いてきたり、気に食わない人がいると、何かにつけてその人の悪口を言ったり、時には会社に対する不満を言ったりして、とにかく、周囲にいる人たちの同意や共感をえようとする人がいます。

結果的に、余計な私語を慎むようになります。誰かと雑談していて、その内容が、毒を吐く人の耳に入ったら面倒くさいし、色々詮索してきて煩わしいと思うからです。必然的に静かな職場になっていくのです。

3.「狭い職場で派閥的なことが起こっていたりする」

(あいつは生意気だから嫌いだ。)とか、(あいつは上司にいつもペコペコしている)とか、要するに相手に対する嫉妬から自分の見方を増やして徒党を組みたがる人たちがいます。それに同調する人も出てきて職場の雰囲気をさらに複雑にしているのです。大半の人たちは、巻き込まれたくないと思っています。ただ、無視するわけにもいかないので、話を聞いたり、時には共感を示したりして、どちらの派閥にも属したくないので、もの凄く言葉に気を遣っているのです。

結果的に気疲れの為、仕事がつまらなくなり、自然と口数も減り、早く定時にならないかな!と考えながら仕事をするようになるのです。

必ず何らかの原因で、少しずつ職場環境が悪化していくのです。大半が職場の上司、それに準じた人間の言動や行動に影響しているのがほとんどなのです。問題は、一度、悪化した職場を改善することは、なかなか並大抵ではありません。

僕の経験から言えば、一度、悪化した職場環境を改善するには、人の入れ替えと同時に、その職場を纏めている上長(管理者)を変えなくてはなりません。ただ、一気に人事を入れ替えることは出来ません。少しずつ実行していくしかないのです。何故なら、(職場の全員が仕事出来ない!)(クレームが多い!)わけではないし、むしろ仕事は、ちゃんとしている人も多いからなのです。

こうなると冷静に判断が出来る人事権のもった管理者の存在が必要となってきます。そのような人を会社が配置出来れば、社員の資質を見極めた上で、適材適所への再配置が可能となりますが、そのような人望のある人はなかなかいないのも現実なのです。

大手の会社でも会社は潰れなくても部署同士の統廃合なんて言うのは、今やザラだとは思いますが、よくよく見ると職場の雰囲気が悪い部署は、成績も比例して悪くなっていくのです。僕も昔、新入社員として配属された部署だったんですが、先輩方々が仲が悪く、陰で色々と悪口を言っていている部署だったのです。当然、自分の事しか考えていないので、結果的に部署として、これからどのように大きくしていかなければならないのか?と言うようなポリシーも無く、上長(管理者)までも愚痴をこぼすような状態だったので、あっさり部署が無くなり、みんな転々バラバラと散っていたのを覚えています。

これが中小企業だと、そのまま会社の生死に繋がる場合もあるのです。

職場環境の大切さは、それだけ重要なのです。内は大会社だから国が会社を潰さないだろう。内はお金持ちだし少々不景気でも会社は潰れないと考えていて、職場環境なんか!関係ない!と自己中心に考えていると、知らない間に会社は危機に陥ったり、知らない間にリストラ対象者になっているのです。

人のふりしてわが身を直せじゃないですが、色んな会社を訪問すると分かります。「この会社、暗いな。」「この会社、活気がないな。」と言う会社はやっぱり業績が落ち込んでいるケースがほとんどなんです。

会社勤めをしていると言うことは、人生の大半をそこで過ごしているのです。職場にいる人たちは、生まれも、性別も、性格も、考えも、育ちも全然違います。そんな集団の中であっても1日1日をやっぱり大切に過ごしていかなければ、限られた時間がもったいないのです。

だから、同僚や上司を気にしたり、比較することなく、ひとつ、こんな考え方で過ごしてみるのはいかがでしょうか?「職場環境は生き物だから、水や栄養を与えないとね(育てる)」と、そうすると、例えば○○さんの性格は▲▼だからこうやって接して行こう。上司の●●課長は神経質で、今日は朝から、機嫌悪そうだから、今日は少し距離を置いて、何かあれば午後から話を聞いてもらおうとか、、、一見、気を遣って疲れる。面倒くさい。と思うかもしれませんが、「育てる育てる」と思っておけば、少しはストレスも和らぐはずです。自分自身の為にもこの考えでやって欲しいのです。みんなも自分に合わせてやって欲しいな。とは思わないで下さい。そうなると本当に、疲れてしまうのです。ただ、この考えでやっていると、職場の移動や転職をしても、自然にその職場に無理なく馴染んでいくことが出来ます。知らず知らずに自分に身に付いた「スキル」にもなるのです。実は、僕も色んな職場を経験し、ストレスが溜まること数知れずでしたが、この「職場環境は生き物だから、水や栄養を与えないとね(育てる)」と考えるようになって、凄く気が楽になりました。そして、自分の心の中で余裕みたいのが出来てイライラすることも少なくなったのを覚えています。むしろ、洞察力がついて、あ~あの人とはこんな距離感がいいんだろうな。と言う感覚まで身に付いたような気がします。

職場環境に悩んでる方へ、参考になれば幸いです。

今日はここまでです。最後まで読んでくれてありがとうございます。

今日も一日良い日でありますように。

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